フットボールチャンネル

Jリーグ 5年前

2018年J1リーグ年間ベストイレブン! Fチャン編集部選定、今季を彩った名手たちが勢揃い【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF

J1リーグ年間ベストイレブン
写真左からエウシーニョ、ファン・ソッコ、谷口彰悟、山中亮輔【写真:Getty Images】

ファン・ソッコ(清水エスパルス)
生年月日:1989年6月27日(29歳)
今季リーグ戦成績:32試合出場/1得点0アシスト

 清水エスパルスの守備職人。背番号3は加入1年目ながらリーグ戦32試合に出場するなど、最後までチームを最終ラインから支え、幾度となくピンチを救ってきた。また、受けたイエローカードはわずか3枚と、クリーンかつ的確な守備が光ったシーズンでもあった。

 8位躍進を果たした今季の清水。北川航也やドウグラスなどの攻撃陣はもちろん、ファン・ソッコもその勢いをサポートした1人であることは間違いない。来季も活躍が期待される。

谷口彰悟(たにぐち・しょうご/川崎フロンターレ)
生年月日:1991年7月15日(27歳)
今季リーグ戦成績:34試合出場/3得点0アシスト

 王者・川崎フロンターレにおいて必要不可欠な存在。今季はすべてのリーグ戦全試合に出場し、安定感ある守備はもちろんのこと、攻撃面でもビルドアップの部分などで大きく貢献している。2018シーズンのJ1リーグ最少失点はこの男の存在なしにはあり得なかったかもしれない。

 来季は鹿島アントラーズ以来、史上2クラブ目となるリーグ3連覇を目指す川崎F。そのミッションを達成するためにも、谷口彰悟の奮闘は必須となるはずだ。

エウシーニョ(川崎フロンターレ)
生年月日:1989年11月30日(29歳)
今季リーグ戦成績:32試合出場/2得点3アシスト

 Jリーグ屈指の実力を持つSB。豊富なスタミナを生かした激しい上下動はチームにとって大きな武器となっており、今季も余すことなく右サイドを活性化させた。

 守備面ではハードで粘りのある対応、攻撃面では良質なクロスや隙を見た効果的なシュートを放つなど、攻守両面において存在感を発揮できるエウシーニョ。来年で30歳となるブラジル人DFだが、まだまだその力が衰えることはないだろう。今後も、サイドを駆け回り続けるだろう。

山中亮輔(やまなか・りょうすけ/横浜F・マリノス)
生年月日:1993年4月20日(25歳)
今季リーグ戦成績:32試合出場/4得点8アシスト

 左サイドで別格の存在感を放ったレフティー。果敢な攻撃参加から発揮される強烈なミドルシュートや良質なクロスはチームに多くの得点をもたらしてきた。攻撃的スタイルをベースとする今季の横浜F・マリノスに最もマッチした一人というべきかもしれない。それほどのインパクトを与えたのである。

 リーグ戦での活躍が認められ、11月には日本代表に初招集された。デビュー戦となった20日のキルギス戦では試合開始わずか2分で初ゴールをゲット。その存在を日本中に知らしめる形となった。山中亮輔本人にとっても充実した1年になったのではないだろうか。

【次ページ】MF

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top