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アジア 5年前

2018年アジアベストイレブンを選定。日本人選手も多数! ボランチは深刻な人員不足…【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images,PORTIMONENSE SAD

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写真左からキ・ソンヨン、ムーイ、ジャハンバフシュ、中島翔哉【写真:Getty Images、PORTIMONENSE SAD】

アーロン・ムーイ(オーストラリア代表/ハダースフィールド)
生年月日:1990年9月15日(28歳)
今季リーグ戦成績:15試合出場/2得点0アシスト ※12月28日現在

 オーストラリア代表の司令塔。ロシアワールドカップでも主力としてグループリーグの全3試合に先発出場し、攻守において活躍した。

 所属するハダースフィールドでも今季リーグ戦15試合に出場し、2得点の成績を収めている。2018年はおおむね安定したパフォーマンスを披露できた年だったのではないだろうか。

キ・ソンヨン(韓国代表/ニューカッスル)
生年月日:1989年1月24日(29歳)
今季リーグ戦成績:11試合出場/0得点1アシスト ※12月28日現在

 本来、このポジションは日本人選手が最も得意とするところだった。しかし、近年は同ポジションをこなす目立ったプレーヤーが表れず。ニューカッスルで出場してはいるものの、インパクトのある活躍をみせているとは言い難いキ・ソンヨンを選出せざるを得なかった。

 ボランチの人員不足は日本のみならずアジア全体の問題だ。攻撃と守備のいわば中継地点である同ポジションに大器が表れなければ、アジアは世界からさらに遅れを取ってしまうだろう。

アリレザ・ジャハンバフシュ(イラン代表/ブライトン)
生年月日:1993年8月11日(25歳)
今季リーグ戦成績:10試合出場/0得点0アシスト ※12月28日現在

 イラン代表のアタッカー。昨季はエールディビジでアジア人初となる得点王に輝き、一躍注目を浴びた。同選手がリーグ戦で挙げたのは21ゴールだが、そのうちの14ゴールは2018年に突入してからのものだった。

 ロシアワールドカップでは目立った活躍をみせることができず、今季より加入したブライトンでもここまでノーゴールと苦しんでいるが、年明け以降の活躍に期待したい。

中島翔哉(日本代表/ポルティモネンセ)
生年月日:1994年8月23日(24歳)
今季リーグ戦成績:12試合出場/5得点6アシスト

 ロシアワールドカップには出場できなかったが、9月より発足した森保ジャパンでは絶対的存在となっている中島翔哉。キレキレのドリブルと果敢にシュートを狙う姿勢は常に相手の脅威となっており、南野拓実、堂安律らとともに超強力な攻撃陣を形成している。

 所属するポルティモネンセでも今季ここまでリーグ戦5得点6アシストと申し分ない成績を収めている。来年1月のアジアカップでどのようなプレーを披露してくれるのか注目が集まる。

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