清水、8位フィニッシュもA評価連発。北川航也らの台頭、指揮官の手腕…飛躍の1年に【2018年Jリーグ通信簿】

今シーズンのJ1リーグも全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを過ごしたのだろうか。今回は、若手の台頭が著しい清水エスパルスの今季を振り返る。

2018年12月28日(Fri)10時20分配信

シリーズ:2018年Jリーグ通信簿
text by 編集部 photo Getty Images
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20代前半の選手が躍動

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清水エスパルス【写真:Getty Images】

 J1復帰初年度の昨季は14位で踏みとどまった。そして今季、ヤン・ヨンソン監督を招聘。新たな体勢で臨むこととなった。

 開幕4試合を2勝2分で乗り切ったものの、翌節からは3連敗を含む5戦未勝利と不安定なスタート。その後も2連勝の直後に2連敗を喫するなど難しい戦いを強いられている。

 それでも、夏の補強でチーム状態は少しずつ上向いていった。サンフレッチェ広島などで活躍したドウグラスが加入。最終的に15試合の出場で11ゴールを叩き出した。チームは9月最終週のFC東京戦を2-0とモノにすると、そこから6戦負けなしで駆け抜けている。その中にはジュビロ磐田との『静岡ダービー』も含まれており、ライバルとの一戦で5-1と圧倒的な差を見せつけて勝利した。

 そして、ヨンソン監督の下で若い選手たちも成長していった。その筆頭は北川航也だろう。アンダー世代から期待されていたFWは今季に大躍進を遂げた。鋭い動き出しとボックス内の冷静さを発揮し、ゴールを量産。2トップを組んだドウグラスとのコンビは相手に脅威を与え、13ゴールをマークしている。アシストもチーム最多の『8』を記録するなど、攻撃の中心として稼働した。

 金子翔太は身長163cmと小柄ながら大きな存在感を放った。俊敏で躍動感あふれるプレーを見せ、キャリアハイとなる10得点を挙げている。

 東京五輪世代の立田悠悟は右サイドバックで定位置をゲット。身長189cmと大柄で守備時は逆サイドからのクロスも跳ね返せる。動きも早く、試合を重ねながら急成長を遂げた。左の松原后も将来有望な22歳。感情をコントロールしつつ、熱い気持ちをプレーに上乗せできるようになった。左利きで、日本サッカー界にとっても貴重な選手だろう。

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