リーグ・アン
リーグ・アンの順位表など【写真：Getty Images】
1位：パリ・サンジェルマン 17試合15勝2分0敗（勝ち点47／得失点＋40）
2位：リール 19試合10勝4分5敗（勝ち点34／得失点＋10）
3位：リヨン 18試合9勝5分4敗（勝ち点32／得失点＋9）※1月8日現在
もはやリーグ・アンから優勝争いというワードは消えてしまった。リーグ戦17試合で無敗を維持しているパリ・サンジェルマンの2連覇は確実だろう。2位・リールとは現時点で勝ち点差「13」もあり（PSGはリールより2試合少ない）、PSGの実力を考えてもこの差をひっくり返すのは至難の業だ。すでに同クラブはチャンピオンズリーグに視線を向けているだろう。無敗優勝も難なく果たしてしまいそうな勢いだ。
そのPSGに対抗すると思われていたモナコだったが、前半戦は最悪なものとなってしまった。開幕戦こそ制したが、以降はリーグ戦8試合未勝利となるなど、18位まで順位を落とす形となったのだ。そしてクラブは昨年10月に名将レオナルド・ジャルディム監督の解任を発表。後任にはモナコのレジェンドでもあるティエリ・アンリ氏が就いた。それでも状況は好転せず。同クラブは泥沼のリーグ戦12試合未勝利という不名誉な成績を収めてしまった。現在もその悪夢から覚めることができず、クラブは降格圏内である19位に低迷。CLでも早々に敗退を決めるなど、前半戦は散々だった。
また、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いるナントは攻撃力が目覚ましく向上し、一時降格圏に沈んだが順位を14位にまで回復させた。日本代表監督時には成績不振でその座を終われたハリルホジッチ氏だったが、ナントで過ごした前半戦はまずまずのものだった。後半戦も期待は高まる。
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