札幌チャナティップは「タイのメッシ」でなく、もう1人のイニエスタ。Jリーグが進めるべき補強策【英国人の視点】

2019年02月22日(金)10時50分配信

text by ショーン・キャロル photo Getty Images,Wataru Funaki
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「自分の国を代表してプレーしています」

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左から広島のティーラシン、横浜FMのティーラトン、大分のティティパン【写真:Getty Images,舩木渉】

 その進歩に刺激を受けた他のJリーグクラブも札幌に倣い、タイ出身の選手たちにチャンスを与え始めた。昇格組の大分トリニータも最近、タイ代表でチャナティップのチームメートでもあるティティパン・プアンチャンを獲得している。

「ティーラトン(・ブンマタン)もティーラシン(・デーンダー)もチャナティップも活躍して、今ではたくさんのJリーグクラブがタイの選手たちに関心を持っています」と25歳のティティパンは語る。

「僕としてもすごく嬉しく思っています。今年僕も良いプレーを見せることができれば、さらに多くのタイの選手たちにJリーグでプレーするチャンスが出てくると感じています」

 昨季期限付き移籍でヴィッセル神戸に在籍したあと現在横浜F・マリノスに所属するティーラトンも、Jリーグに在籍するタイ人選手たちは自分自身やチームのために結果を出すことだけではなく、彼らの国のサッカーについて好印象を生み出すためにもプレーしていると話していた。

「自分の国を代表してプレーしていますので、もちろんある種のプレッシャーは感じています」と29歳のティーラトンは語る。

「ここでは単なる“ティーラトン”としてプレーしているのではなく、“タイ代表のティーラトン”としてプレーしています。大きなプレッシャーはありますが、そういうプレッシャーを歓迎し続けたいと思います。良いプレーができなければタイの人々が恥ずかしく感じるのは分かっています。だからこそ確実に全力を尽くさなければならないという意味で、良いプレッシャーだと思っています」

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