世界が注目する久保建英、その成長の跡とは? “間違い”を誘う技術、敵陣以外でも増す凄み

2019年04月17日(Wed)11時10分配信

text by 下河原基弘 photo Getty Images
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「今までにはないようなチームが来るというのはあります」(大金直樹社長)

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久保のプレーに世界が注目している【写真:Getty Images】

 そして試合後のミックスゾーン。東京の大金直樹社長が記者に対し、一部海外メディアで報じられたバルセロナ復帰内定という報道への説明を行った。「内定という表現になっていますけど、例えばバルセロナと契約行為があったとか、そういったこともございませんし、交渉そのものも現時点ではありません。記事によると6月以降、バルセロナにと書いてありますけど、何も決定してないですし、決まっておりません」と、今回の記事が事実無根であると明言した。

 一方で、「以前にもお話ししたと思いますけど、調査というか紙が来て、完全なオファーではなくて、調査という点については他のクラブからもございます。それは事実としてあります。ただ、獲得の意思であるとか、オファーが来るというのはまったくないので。例えば試合にスカウティング、見に来られることはありますし、ただそこは選手を見に来ているのだなと。あえて久保選手を見に来るということではないですよ。あくまでも」と前置きをしたうえで、「ただ今までにはないようなチームが来るというのはあります」と語った。

 チームは無敗で2位と調子は良い。その原動力の1つが、世界が熱視線を送る17歳の存在であることは間違いない。「活躍してくれることはうれしいし、これだけ戦力として戦ってくれている。チームの好調さというのは建英の力もあると思っているので、これに関してはクラブとして、監督も含め今後も彼がやはり必要だということは変わりない」と強調した大金社長。

「ただ、世界が注目してくることもあるのだろうなというのは感じているので、注目するのはいいけれど、出したくないというのは、それはもう本音としてあります」と、今後も久保が東京の一員として戦うことを熱望した。

 次節は首位・サンフレッチェ広島との直接対決が待っている。この大一番で、長谷川監督も「持っている選手」と認める天才が、何をピッチで表現するのか。世界が注目している。

(取材・ 文:下河原基弘)

【了】

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