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横浜FMが平成最後の“オリジナル10”対決に逆転勝利。仙台はG大阪を下す

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

横浜F・マリノス
横浜F・マリノス【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第9節の試合が28日に各地で開催されている。13時キックオフの試合では横浜F・マリノスと鹿島アントラーズ、ベガルタ仙台とガンバ大阪がそれぞれ対戦した。

 横浜FMと鹿島はJリーグ創設以来トップリーグ在籍を続けてきた“オリジナル10”のクラブ。平成のJリーグを通して最多の試合数を重ねてきた両チームの対戦が平成ラストマッチを飾ることになった。

 試合は11分、アウェイの鹿島が先制。初先発の前節に続いて起用された白崎凌兵がスルーパスを通すと、左サイドで受けた安西幸輝がエリア内で受けて中へ切り込み、右足でGKの股間を抜くグラウンダーのシュートを流し込んだ。

 横浜FMはボール保持率で上回りながらも決定機に繋げられず、1点ビハインドで前半を折り返す。だが69分、三好康児からのパスを右サイドで受けた仲川輝人が安西をかわして左足でゴール左隅への同点ゴールを突き刺した。

 さらに82分、広瀬陸斗からの浮き球パスでエリア内右側に抜け出したマルコス・ジュニオールがDFを振り切り、右足でGKのニアを射抜いて2-1の逆転ゴール。伝統の一戦は横浜FMの逆転勝利に終わった。

 仙台対G大阪の一戦は前半32分、DF金英權の移籍後初ゴールでG大阪が先手を取る。左からのCKに対し、パンチングを試みたGKシュミット・ダニエルが触れず、ゴール前中央でフリーだった金英權がヘッドで押し込んだ。

 だが前半アディショナルタイムには仙台が同点に。エリア手前左サイドから永戸勝也がシュートを放つと、コースに入っていた三浦弦太の頭に当たったボールがGK東口順昭の逆を突く形となった。

 そのまま終了かと思われた後半アディショナルタイムの91分、仙台が交代で投入した長沢駿がスルーパスを受けて抜け出し、古巣相手に値千金の逆転弾。仙台が2-1で勝利を収めた。

【了】

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