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Jリーグ 5年前

2015年Jリーグ。猛反対を押し切っての2ステージ制復活。ドタバタな1年、快挙を果たしたのは…【Jリーグ平成全史(23)】

シリーズ:Jリーグ平成全史 text by 編集部 photo by Getty Images

ベストイレブン、個人賞

大久保嘉人
Jリーグ史上初の3季連続得点王に輝いた大久保嘉人【写真:Getty Images】

ベストイレブン
GK:西川周作(浦和レッズ)
DF:槙野智章(浦和レッズ)
DF:太田宏介(FC東京)
DF:塩谷司(サンフレッチェ広島)
DF:森重真人(FC東京)
MF:金崎夢生(鹿島アントラーズ)
MF:遠藤保仁(ガンバ大阪)
MF:青山敏弘(サンフレッチェ広島)
FW:大久保嘉人(川崎フロンターレ)
FW:宇佐美貴史(ガンバ大阪)
FW:ドウグラス(サンフレッチェ広島)

 年間王者に輝いたサンフレッチェ広島からは最多3名の選出となっている。FWドウグラスは徳島ヴォルティスからの期限付き移籍という形でこの年より広島の一員としてプレーしたが、加入1年目ながら得点ランキング2位の21ゴールをマークするなど大きく羽を広げた。徳島時代に経験したJ1の舞台では不発に終わってしまったが、2015シーズンはドウグラスにとって忘れられないものになっただろう。

個人賞
最優秀選手賞:青山敏弘(サンフレッチェ広島)
得点王:大久保嘉人(川崎フロンターレ)
ベストプレーヤー賞:浅野拓磨(サンフレッチェ広島)
最優秀監督賞:森保一(サンフレッチェ広島)
優秀審判員賞:西村雄一
優秀副審員賞:相樂亨
フェアプレー賞 高円宮杯:サンフレッチェ広島
J1フェアプレー賞:ヴァンフォーレ甲府、横浜F・マリノス、松本山雅FC、ガンバ大阪、サガン鳥栖、川崎フロンターレ、モンテディオ山形
J2フェアプレー賞:ツエーゲン金沢、ギラヴァンツ北九州、徳島ヴォルティス、愛媛FC、ファジアーノ岡山
J3:グルージャ盛岡、ブラウブリッツ秋田、AC長野パルセイロ
フェアプレー個人賞:谷口彰悟(川崎フロンターレ)、中澤佑二(横浜F・マリノス)
功労選手賞;宮本恒靖、柳沢敦、中田浩二、新井場徹、藤本主税
Jリーグベストピッチ賞:デンカビッグスワンスタジアム、IAIスタジアム日本平、豊田スタジアム、北九州市立本城陸上競技場
最優秀育成クラブ:清水エスパルス
J1最優秀ゴール賞:青山敏弘(サンフレッチェ広島)
J2最優秀ゴール賞:佐藤和弘(ツエーゲン金沢)

 川崎フロンターレの大久保嘉人は9月に行われた2ndステージ第11節の対名古屋グランパス戦にて自身3度目となるハットトリックを達成。そしてJリーグ史上4人目となる通算150得点を記録した。リーグ戦では年間23得点を挙げ、3年連続の得点王に輝いた。もちろん3季連続の得点王獲得はJリーグ史上初となる快挙だ。

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