中島翔哉の明と暗。常に見せ続ける圧巻の「個」。その実、得点数は…? 真のエースへ必要なこと

日本代表は5日、キリンチャレンジカップ2019でトリニダード・トバゴ代表と対戦し、0-0で引き分けた。この試合でも「違い」を作り出していたのが中島翔哉だった。そのプレーぶりは圧巻の一言。それでも得点を奪えず、森保一監督体制では2得点と意外に少ない。今後、真のエースとなるために不可欠なものとは。(取材・文:元川悦子)

2019年06月06日(Thu)10時10分配信

text by 元川悦子
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日本人離れした意欲と積極性

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2シャドウの一角に入った中島翔哉【写真:Getty Images】

 森保一監督率いる新生日本代表発足後、15試合目にして指揮官の「代名詞」とも言える3バックを初めて導入して挑んだ5日のトリニダード・トバゴ戦。前半からボールを支配して押し込む中、圧巻のパフォーマンスを見せたのが、堂安律とともに2シャドウの一角に入った中島翔哉だった。

 絶対的1トップ・大迫勇也から左サイドでボールを受け、得意のドリブルで中へ切り込み、ペナルティエリア外側から狙った開始5分のシュートを手始めに、次々とゴールに襲い掛かる。

 41分には鋭い反転から左サイドで相手をはがし、DF数人をかわしながら凄まじいスピードで最前線まで持ち込む高度なテクニックを披露。「チャンスだと思ったのでゴールに向かっていこうと思いましたね」と本人も思い切りのよさを前面に押し出す。これで得たペナ外からのFKはクロスバーを直撃。得点まであと一歩というところまで迫った。

 後半も貪欲にシュートを打ちに行く姿勢は変わらなかった。71分間のプレーで放ったシュートはなんと7本。日本人離れした得点意欲と積極性を示した。

「いつも(4バックの時)より多少中でプレーすることが多いので、ポジショニングを注意してやることを意識しました。ポジションによって違いはありますけど、基本的な考え方は変わらないので、どんどんチャレンジしてミスを怖がらずにやっていけばいいと思っていました」と強気の姿勢を貫いた森保ジャパン看板スターの一挙手一投足には、指揮官も納得したのではないだろうか。

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