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夏の移籍金ランキング、暫定トップ5を紹介。すでに100億円越えも多数、ここまでの最高額は誰だ?【編集部フォーカス】

2018/19シーズンの欧州各国リーグが幕を閉じ、現在はそれぞれのチームが来季に向け積極的に補強を行っている最中だ。すでに新天地に活躍の場を求めた選手も何名かおり、世界中を賑わせている。まだまだ移籍市場は続くが、今回フットボールチャンネル編集部では、16日現在までに成立しているビッグディールの中から移籍金トップ5を紹介する。(移籍金は『transfermarkt』を参照)。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

5位:バイエルン移籍のフランス代表DF

リュカ・エルナンデス
アトレティコ・マドリーからバイエルン・ミュンヘンへ移籍したリュカ・エルナンデス【写真:Getty Images】

DF:リュカ・エルナンデス(フランス代表)
生年月日:1996年2月14日(23歳)
アトレティコ・マドリー→バイエルン・ミュンヘン(移籍金:約99億円)
昨季リーグ戦成績:14試合出場/1得点0アシスト

 5位にランクインしたのはフランス代表の若きDFだ。アトレティコ・マドリーに4年間在籍したリュカ・エルナンデスは、同クラブで公式戦110試合に出場するなどチームのために尽力してきていたが、今年3月にバイエルン・ミュンヘンに移籍することを正式に発表。その移籍金はクラブ史上最高額となる8000万ユーロ(約99億円)とされており、契約期間は5年間となっているという。夏の移籍市場は徐々に活発化してきているが、16日現在ではDFの選手の中でトップの移籍金となっている。

 サイドバックとセンターバックをこなすことができるマルチプレイヤーであり、果敢な攻撃参加から繰り出される強烈なシュートも持ち味である同選手。昨年行われたロシアワールドカップでは主力としてフランス代表の優勝に貢献するなど、明らかに評価を高めた。しかし、アトレティコではフィリペ・ルイスという強力なライバルを前に、ベンチを温めることが多かったのも事実。昨季も怪我の影響などもあり、リーグ戦の出場数は14試合に留まっている。バイエルンもDF陣の選手層はかなり厚いが、果たしてL・エルナンデスはどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。

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