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川崎Fドローで2位浮上もFC東京が抜け出す。浦和は後半AT弾で名古屋と2-2

text by 編集部 photo by Getty Images

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Jリーグ【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ第21節の試合が4日に各地で開催されている。浦和レッズ対名古屋グランパス、川崎フロンターレ対松本山雅FCの2試合が19時キックオフで行われた。

 ともに順位表の中位に位置する浦和と名古屋の激突は開始からわずか2分、アウェイチームが先制。CK後のこぼれ球から前田直輝が拾って縦に仕掛け、右サイドから入れたクロスにゴール前で和泉竜司が合わせた。

 さらに25分、名古屋はガブリエル・シャビエルの左サイドからのクロスにファーポストで合わせた前田のゴールでリードを広げる。だが浦和も前半アディショナルタイムに興梠慎三のヘッドで1点を返し、名古屋が2-1のリードで折り返す。

 1点差を守り続けた名古屋は10試合ぶりの待望の白星を挙げるかに見えた。だが後半アディショナルタイムに入った93分、関根貴大がJ復帰後初ゴールとなるヘディング弾を叩き込み、浦和が土壇場で2-2のドローに持ち込んだ。

 首位FC東京を追う川崎Fは、ホームに16位松本を迎えての試合。優勝争いに望みを繋ぐためどうしても勝ち点3の欲しい試合だったが、ボールを支配しながらもスコアを動かすことはできない。

 結局最後までゴールは生まれずスコアレスドローで終了。川崎Fは横浜F・マリノスを得失点差で上回って2位に浮上したが、6ポイント差の首位FC東京が抜け出す形となっている。

【了】

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