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プレミアリーグ、夏の移籍金総支出トップ5。世界を騒がせ、最も“バブリー”だったクラブは?【編集部フォーカス】

イングランドの夏の移籍市場が現地時間8月8日に閉幕した。今年も多くの選手が新天地を求め、世界最高レベルの選手も移籍を決断している。各クラブは巨額の資金を投じ、戦力強化に余念がなかった。今回フットボールチャンネル編集部では、プレミアリーグに所属する全20チーム中、今夏の支出額が多かった上位5クラブを紹介する(※移籍金は『Transfermarkt』を参照)。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

5位

エバートン
モイーズ・キーン(左)やファビアン・デルフ(右)ら実力者を次々と補強したエバートンが5位【写真:Getty Images】

5位:エバートン
総支出額:1億1990万ユーロ(約141億円)

 5位にランクインしたのはエバートン。今夏に費やした移籍金は1億1990万ユーロ(約141億円)となっているなど、積極的な補強に動いた。

 昨季も主力としてプレーしていたMFイドリッサ・ゲイェやDFクルト・ズマらはクラブを去ったが、エバートンはその穴を的確に埋める補強に成功。まず、マンチェスター・シティから中盤やサイドバックでも起用できるファビアン・デルフを950万ユーロ(約11億円)で獲得し、モナコからはフランス代表DFのジブディル・シディベを期限付き移籍(レンタル料は約3億円)でチームに加えた。マインツからも守備的ポジションならどこでもプレー可能なジャン=フィリップ・グバマンを2500万ユーロ(約29億円)で獲得。守備陣の層を厚くしている。

 さらに攻撃陣も豪華な顔ぶれを揃えることに成功している。ユベントスからは将来有望なモイーズ・キーンを2750万ユーロ(約32億円)で獲得し、アーセナルからはナイジェリア代表のアレックス・イウォビを3040万ユーロ(約35億円)でチームに加えた。さらに昨季レンタルという形でチームに加わっていたポルトガル代表MFのアンドレ・ゴメスを2500万ユーロ(約29億円)で買い取っている。

 2019/20シーズン開幕戦のクリスタル・パレス戦はスコアレスドローであったが、エバートンの選手層はかなり豪華だと言える。目指すは上位進出だ。

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