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Jリーグ 5年前

Jリーグ、主要移籍まとめ(5)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

武富孝介

武富孝介
湘南ベルマーレから浦和レッズへ移籍したMF武富孝介【写真:Getty Images】

MF:武富孝介(たけとみ・こうすけ/湘南ベルマーレ→浦和レッズ)
生年月日:1990年9月23日(28歳)
今季リーグ戦成績:18試合出場/5得点2アシスト(湘南ベルマーレ)
今季リーグ戦成績:0試合出場/0得点0アシスト(浦和レッズ)

 今季開幕前に、浦和レッズから湘南ベルマーレへ復帰を果たしていたアタッカー。“新天地”では主力として継続的にピッチに立ち、持ち前のハードワークと技術の高さを随所で発揮してチームに大きな効果をもたらしていた。ここ最近は負傷の影響で出場機会を失っていたが、それでもリーグ戦ではチームトップとなる5得点という成績を叩き出すなど、頼もしい存在となっていた。

 しかし今月12日、一部スポーツ紙により湘南を率いる曹貴裁監督のパワハラ疑惑が報じられるなど、クラブに大きな衝撃が走った。その影響か、15日に武富孝介はレンタル元の浦和レッズへ半年で復帰することを決めたのである。湘南の公式サイトで同選手は「曺監督の元でプレーしたいと思い、今季もう一度ベルマーレに来た自分としては、一時的な措置とはいえこの先がどうなるか分からない状況のまま、100%サッカーに集中できるのか、チームのために力を出し切れるか、不安を覚えているというのが正直な気持ちです。そんな中、移籍ウィンドウの期限が迫っていることもあり、今回の決断に至りました」(一部抜粋)とコメントしている。

 現在は負傷中のため浦和で出場機会を得ることができていないが、果たして同選手は苦難を乗り越えながらどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。

【了】

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