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マリノスJ1優勝決定はならず。FC東京が最終節の直接対決にわずかな望み残す

text by 編集部 photo by Getty Images

横浜F・マリノス
横浜F・マリノス【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ第33節の試合が30日に各地で開催された。首位に立つ横浜F・マリノスは今節で優勝を決めることはできなかった。

 前節を終え残り2試合となった時点で、5連勝を飾った横浜FMは今季初の首位に浮上。今節の試合で横浜FMが勝利を収め、2位のFC東京が敗れたとすれば横浜FMの優勝が決定する状況だった。

 横浜FMは3連覇の可能性が絶たれた川崎フロンターレとアウェイでの“神奈川ダービー”。前半8分にはマテウスからのクロスを仲川輝人が押し込んで先制し、前半を1-0のリードで折り返した。

 後半立ち上がりにもスルーパスを受けて抜け出したエリキが追加点を奪い、69分にも再びエリキが決めて3-0。交代出場のレアンドロ・ダミアンに1点を返されはしたが、89分に遠藤渓太が4点目を加え、4-1で勝利した横浜FMが連勝を6に伸ばした。

 横浜FMを勝ち点1差で追っていたFC東京はホームで浦和レッズと対戦。まだJ1残留を決められていなかった浦和が39分にマルティノスのゴールで先制し、FC東京は1点ビハインドで前半を終える。

 そのままのスコアなら横浜FMの優勝が決定するところだったが、FC東京は69分に田川亨介のゴールで追いついて1-1のドロー。勝ち点1を加えたことで、最終節に逆転優勝の可能性を残した。

 12月7日に行われる最終節は横浜FMホームでのFC東京との直接対決。勝ち点で3ポイント、得失点差で7点上回る横浜FMは、3点差で敗れても優勝することができる。FC東京が優勝するためにはアウェイで4点差以上の勝利が必要となる。

【了】

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