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ヴィッセル神戸の38歳DF那須大亮が現役引退。「最後の使命は天皇杯優勝」

text by 編集部 photo by Getty Images

那須大亮
ヴィッセル神戸の那須大亮【写真:Getty Images】

 J1のヴィッセル神戸は16日、同クラブに所属するDF那須大亮が2019シーズン限りで現役を引退することを発表した。

 那須は1981年生まれの38歳。鹿児島実業高校、駒沢大学を経て2002年に横浜F・マリノスに入団し、東京ヴェルディ、ジュビロ磐田、柏レイソル、浦和レッズ、神戸でプロキャリアを過ごしてきた。

 18年間のキャリアを全てJ1で過ごし、横浜FMで2回のJ1年間優勝、磐田でナビスコカップ優勝、柏で天皇杯優勝、浦和でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝などのタイトルを獲得。浦和在籍時の2013年にはJリーグベストイレブンにも選出された。

 2018年に加入した神戸では昨季のリーグ戦9試合に出場し、J1通算400試合出場を達成。今季はリーグ戦での出場はなかったが、ルヴァンカップで3試合、天皇杯で1試合に出場している。

 神戸は天皇杯で準決勝に残っており、21日に清水エスパルスと対戦して決勝進出を争う。「僕の最後の使命はこのヴィッセル神戸で天皇杯優勝して、最後にみんなで喜びを分かち合うことだと思っています。みんなの力で優勝しましょう」と那須はタイトル獲得への思いを口にしている。

【了】

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