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Jリーグ 4年前

Jリーグ、主要移籍まとめ(4)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images,Kazhito Yamada / Kaz Photography,Kenichi Kato

正確無比なパスが武器

茨田陽生
【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

MF:茨田陽生(ばらだ・あきみ)
生年月日:1991年5月30日(28歳)
昨季リーグ戦成績:37試合出場/5得点3アシスト
移籍先:大宮アルディージャ→湘南ベルマーレ

 2010年に柏レイソルのトップチーム昇格を果たし、ネルシーニョ監督の下で成長を果たしたMF。精度の高いキックと抜群のボールコントロール技術を武器に中盤でチャンスを作り出すことができる選手であり、本職のボランチのみならずサイドハーフもこなす器用さも兼ね備えている。過去には年代別日本代表に選出されており、国際大会の経験も豊富。2011年には柏のJ1リーグ制覇に貢献、同年のFIFAクラブワールドカップではあのFWネイマールとも対戦している。

 その茨田陽生は2017シーズンより大宮アルディージャに移籍。新天地でも主力としてプレーし、中盤で大きく躍動している。2018シーズンには自身キャリアハイとなるリーグ戦6得点を記録。昨季もリーグ戦37試合で5得点3アシストという成績を収め、チームをJ1参入プレーオフ進出に導いている。第12節の愛媛FC戦ではゲームキャプテンも務めていた。

 しかし、大宮でも不動の存在として活躍していた茨田だが、2020シーズンは活躍の場を移すことを決めている。昨年12月31日、湘南ベルマーレが同選手を完全移籍で獲得することを発表。茨田自身にとっては2度目の移籍、J1参戦は2017シーズン以来ということになる。昨季は入れ替え戦に回るなど苦しんだ湘南であったが、茨田はそんな同チームに何をもたらすだろうか。

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