柏レイソル、5年間の歴代フォーメーション。度重なる監督交代、ACLベスト8から悪夢のJ2降格まで

2020年03月20日(Fri)7時00分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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ドタバタな1年(2016年)

柏レイソル
柏レイソル、2016シーズンの基本フォーメーション(黄色は新加入選手)

【シーズン成績】
明治安田生命J1リーグ:8位(1st:7位/2nd:5位)
YBCルヴァンカップ:グループリーグ敗退
天皇杯:4回戦敗退


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 柏レイソルは2016シーズンより、欧州指導者ライセンスで最高レベルの「UEFAプロ」を持つミルトン・メンデス氏を新指揮官に迎えた。オフ期間にはヴァンフォーレ甲府からスピードスターのMF伊東純也、FWディエゴ・オリヴェイラらを獲得。そしてアビスパ福岡でJ1昇格の立役者となったGK中村航輔をチームに呼び戻した。「柏から世界へ」をスローガンに掲げ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得を目標に、新シーズンのスタートを切った。

 ところが、リーグ戦では連敗スタート。第3節のジュビロ磐田戦もドローに終わるなど、チームはシーズン開幕早々に躓く。さらに衝撃だったのが、メンデス監督の辞任表明。家族の健康上の問題を理由に、新指揮官はリーグ戦3試合のみを終えた段階でクラブを去ることになったのだ。

 その後、新指揮官にはヘッドコーチを務めていた下平隆宏氏が就くことになった。ただ、まさかの事態に揺れるクラブはすぐに調子を取り戻すことはできず、第5節のサガン鳥栖戦まで未勝利。順位は16位にまで低迷した。

 それでも、第6節のFC東京戦で1-0の勝利を収めると、その後5連勝を達成。下平監督は1stステージで一時最下位に沈んだチームを引き上げ、同ステージを7位でフィニッシュ。2ndステージでも安定感を見せつけた柏は、1stステージを上回る5位につけた。年間順位は8位となっている。

 このシーズンは、若手とベテランの融合が目立った。新加入のD・オリヴェイラ、シーズン途中に完全移籍で“再加入”となったFWクリスティアーノといった助っ人もうまく機能し、GK中村、DF中谷進之介、DF中山雄太ら若手中心の守備陣は今後への期待感を募らせた。ボールを握りつつ適切なタイミングで加速し、ゴールに迫る戦い方もシーズンが進むにつれその効果を発揮している。

 メンデス氏がわずか3試合で辞任するなどドタバタな1年であり、当初の目標であったACL出場権獲得を果たすことはできなかった。失敗のシーズンという印象は否めない。ただ、下平監督の下、2017シーズンへの期待を持てる1年であったことも確かだ。

▽GK
中村航輔

▽DF
中谷進之介
中山雄太
茨田陽生
輪湖直樹

▽MF
秋野央樹
武富孝介
大谷秀和

▽FW
伊東純也
クリスティアーノ
ディエゴ・オリヴェイラ

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