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Jリーグ 4年前

川崎フロンターレ、5年間の歴代フォーメーション。塗り替えたクラブの歴史。手に入れたJ1連覇&ルヴァン杯制覇という財産

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

J1連覇。強さは健在(2018年)

川崎フロンターレ
川崎フロンターレ、2018シーズンの基本フォーメーション(黄色は新加入選手)

【シーズン成績】
明治安田生命J1リーグ:1位(21勝6分7敗)
YBCルヴァンカップ:ベスト8
天皇杯:ベスト8
AFCチャンピオンズリーグ:グループリーグ敗退


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 王者として挑んだ鬼木達監督体制の2年目。川崎フロンターレは他の17クラブから追われる立場に置かれたわけだが、J1王者の強さは揺るがなかった。このシーズンの川崎Fを総括するならば、「最強を証明した」と言えるのではないか。

 優勝が決まったのは第32節のセレッソ大阪戦であった。最終節を待たずしての優勝はこれで3例目で、11月の国際Aマッチウィーク前に決まるのはJリーグ史上初の快挙である。

 また、リーグ戦総得点「57」、同総失点「27」はどちらもリーグ最高の数字。序盤はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)との両立に苦しみサンフレッチェ広島を追う立場にあったが、リーグ中盤からは抜群の安定感を誇ったと言えるだろう。

 以前までは選手層の薄さが指摘されることもあったが、この年はチームとしての完成度も高かった。もともと風間八宏監督時代に培ったものを引き継ぎ、発展させてきた鬼木達監督のサッカーは熟成期に入っており、今あるスタイルを極めていく過程に、新加入選手や若手選手たちが見事に融合していった。MF守田英正らの台頭も大きく、このあたりは収穫の一つに数えられるだろう。

「王者」としてのプレッシャーを抱えながら挑んだ2018シーズン。川崎Fは見事にその重圧を跳ね返した。その姿はまさに「王者」に相応しかったと言えるだろう。

▽GK
チョン・ソンリョン

▽DF
奈良竜樹
谷口彰悟
エウシーニョ
車屋紳太郎

▽MF
守田英正
大島僚太
家長昭博
阿部浩之
中村憲剛

▽FW
小林悠

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