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Jリーグ 4年前

横浜FC、5年間の歴代フォーメーション。長く続いたJ2での苦悩、ようやく辿り着いたJ1昇格まで

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

昇格プレーオフに出場(2018年)

横浜FC
横浜FC、2018シーズンの基本フォーメーション(黄色は新加入選手)

【シーズン成績】
明治安田生命J2リーグ:3位(21勝13分8敗)
天皇杯:3回戦敗退


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 エジソン・アラウージョ・タヴァレス監督体制の2年目。横浜FCはここ数年で最もJ1昇格に近づくことができた。

 開幕直後の成績を見ても、決して順調とは言えなかった。第6節から第10節までの5試合で連続未勝利に終わるなど、順位は一時10位と低迷。この時点では昇格争いとは無縁であった。

 ただ、タヴァレス監督は第15節のジェフユナイテッド千葉戦からシステムを3-5-2に固定。選手個々に自主性を求めるスタイルをチームに埋め込み、追い風を送り込んだ。

 勝ち切れない試合も多かったのは事実だが、簡単に負けないチームに変化したのも事実。シーズン序盤は0-3や0-4と大差で敗れた試合も多かったが、シーズン中盤以降敗れた試合はすべて1点差のものであった。一時10位にまで落ちた順位も順調に回復していた。

 そして、最後は4連勝でリーグ戦を締めた横浜FCは3位につけ、昇格プレーオフ出場を果たした。4位に入ったFC町田ゼルビアがJ1ライセンスを保持していなかったため、横浜FCはプレーオフ準決勝からの出場。東京ヴェルディと対戦することになった。

 しかし、FWイバ、MFレアンドロ・ドミンゲスと前線に決定的な仕事を果たせる選手を抱えていた横浜FCだったが、重要な試合で攻撃陣が沈黙。引き分けでも決勝行きを確定させることができる状況だったが、FWドウグラス・ヴィエイラの一発に沈み敗退となった。

 リーグ戦では確かな強みを生かした横浜FCであったが、緊張感漂うプレーオフではそうもいかず。ただただ悔しさが残る一年となった。

▽GK
南雄太

▽DF
田代真一
ペ・スンジン
カルフィン・ヨン・アピン

▽MF
佐藤謙介
渡邊一仁
野村直輝
北爪健吾
武田英二郎

▽FW
レアンドロ・ドミンゲス
イバ

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