北海道コンサドーレ札幌、選手が報酬を一部返納。野々村社長「勇気もらえた」

2020年04月06日(Mon)18時43分配信

photo Getty Images
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北海道コンサドーレ札幌
【写真:Getty Images】

 J1の北海道コンサドーレ札幌は6日、新型コロナウイルスによるリーグ中断に対する対応として、選手一同から報酬の一部を返納する申し出を受けたことを明らかにした。野々村芳和代表取締役社長CEOはメディアの取材に応じ、クラブ公式SNSやYouTubeチャンネルでもそのインタビューの様子が伝えられている。

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 クラブの発表によれば、札幌の選手たちは今年4月から9月までの6ヶ月間分の報酬の一部を返納することをクラブに申し出た。キャプテンのMF宮澤裕樹を始めとする選手一同は、クラブの活動を支える地域社会への感謝の思いを表明し、「クラブに対して支援することを全選手合意のもと、決めました。その先にある北海道への支援につながると考えたからです」とメッセージを述べている。

 野々村社長によれば、選手たちからの具体的な返納額は基本給や勝利給などを合わせて「トータル1億(円)弱」になるとのこと。また、自身もすでに報酬の一部を受け取らないことをクラブに伝えていると明かした。

「自分も選手をやっていた感覚からしても、頑張ってきた給料を削るという決断が簡単ではないことはよく分かる」と野々村社長。また、あくまでも今回の決断は札幌の選手たちの思いによるものであり、「他の団体や他のクラブが同調しなければいけないということは決してない」とも述べている。

 報酬の返納額がクラブ経営を助けるという具体的な効果以上に、「一緒に危機を乗り越えたいという意思表示」として野々村社長は選手たちからの申し出を歓迎。「クラブにも勇気をくれる提案」であり、「感謝の気持ちでいっぱい」だと語った。

 今季のJ1は2月末に開幕戦が行われたあと、ウイルス危機の影響により全ての公式戦が延期。当初想定されていた再開時期も再延期され、現時点では5月下旬から6月上旬頃の再開を目指すという見通しが示されている。

【了】

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