中村憲剛、日本代表歴代ポジション。オシムチルドレンとして抜てき、W杯にも出場したが…

Jリーグでは川崎フロンターレ一筋のキャリアを歩み、ベストイレブンに輝くこと8回、2016年には史上最年長で年間最優秀選手賞も獲得した。しかし、中村憲剛は日本代表ではなかなか大きな舞台に恵まれず。イビチャ・オシム監督に抜てきされ、A代表通算68試合という偉大な数字を残した男はサムライブルーでのキャリアを分岐点になった試合や大会、出場メンバーとともに振り返っていく。

2020年04月10日(Fri)7時09分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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イビチャ・オシム(日本代表デビューから初得点へ)

中村憲剛
2006年10月11日:インド戦の先発メンバー

 Jリーグベストイレブンを初受賞したこの年、中村憲剛はドイツワールドカップ後に就任したイビチャ・オシム監督から日本代表初招集を受ける。そして10月4日のキリンチャレンジカップ・ガーナ戦に途中出場してA代表デビューを飾った。

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 直後にアウェイで行われたAFCアジアカップ予選のインド戦、鈴木啓太とのボランチでコンビを組んで日本代表初先発を果たす。この10月シリーズはオシムジャパン発足時からディフェンスラインを支えた坪井慶介と田中マルクス闘莉王を怪我で欠いてガーナ戦は敗れたものの、格下だったインドには3-0で勝ち切った。

 中村と鈴木がコンビを組んだことで中盤からのビルドアップが安定し、両サイドへの展開から攻撃を組み立てていった。22分と43分には左ウィングバックの三都主アレサンドロのクロスから、播戸竜二の2ゴールが生まれた。

 後半はやや停滞したが、中村が強烈な一発でダメ押しゴールを奪った。81分、豪快なミドルシュートを突き刺して日本代表での初ゴールを記録した。オシム監督は短い在任期間の中で数多くの選手にチャンスを与え、そのうちの1人が中村で、ここから自慢のスルーパスや華麗なゲームメイクを武器に日本代表に定着していく。

●2006年10月11日:インド戦の先発メンバー

▽GK
川口能活

▽DF
水本裕貴
阿部勇樹
今野泰幸

▽MF
駒野友一
中村憲剛
鈴木啓太
三都主アレサンドロ

▽FW
播戸竜二
巻誠一郎
山岸智

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