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世界最高の右ウイングは誰だ! RWG能力値ランキング1位~5位。トップはメッシか? それとも…(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:頂点はやはりこの男

リオネル・メッシ
リオネル・メッシの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:リオネル・メッシ(アルゼンチン代表/バルセロナ)
生年月日:1987年6月24日(32歳)
市場価格:1億4000万ユーロ(約168億円)
今季リーグ戦成績:22試合出場/19得点12アシスト ※5月8日時点


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 RWGランキングのトップに立ったのはやはりこの男だ。史上最多となる6度のバロンドール受賞を誇るサッカー界No.1プレーヤーのリオネル・メッシである。これまでに幾度となく名GKを葬ってきたレフティーは、まさに「神」の領域に達している存在。不可能だと思われたことを可能に変えてしまう、良い意味で常識が通用しない男である。今季は不調を囁かれながらも、リーグ戦では22試合で19得点12アシストを記録中と圧巻の活躍。この数字で低パフォーマンスと騒がれてしまうのが、彼の偉大さを物語っている。

 リオネル・メッシの能力値はすべてが異次元だ。「空中戦」と「守備力」は落ちるものの、「ドリブル」と「テクニック」、「パス」、「スピード」とどれを見ても他の選手を寄せ付けない飛び抜けた数値を記録している。人間離れしたボールコントロールとシュート精度も当然ながら抜群で、「攻撃力」=オフェンスセンスはほぼ満点である。もはやその左足に不可能という文字は似合わない。

 また、身長は170cmと小柄ながら、簡単にはぶつかり合いで負けない「フィジカル」の強さがある。どんなに大柄な選手と対峙しても体幹の強度を活かしてボールを死守し、反対に相手の重心をズラしてヒラリと交わしてしまう。そして、メッシは異次元な存在のため、多くのDFから“削られる”ことがあるが、それでもゴールへの意慾を失わないタフさと「メンタル」の強さもある。まさにスーパースターだ。

 元ブラジル代表MFのフェリペ・メロはアルゼンチンの『TyCスポーツ』で「代表で対戦した時、僕たちは順番に彼を蹴る必要があると話した」とメッシ対策を明らかにした。もちろん、ただ単にメッシを傷つけるためではない。そうでもしなければ、止められないという意味での発言だ。RWGランキングのトップは、この男以外考えられない。

【了】

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