日本代表ゴールキーパーの系譜。好守に顔面骨折…3人のGKが繰り広げた壮絶なポジション争いの一部始終

日本代表は初出場から6大会連続でワールドカップ本大会に出場している。その間、川口能活、楢崎正剛、川島永嗣といったGKたちが日本代表のゴールマウスを守ってきた。今回は、1998年のフランス大会からロシア大会まで、ワールドカップでプレーしたGKを紹介する。※所属チームは大会前時点、年齢は初戦時点のもの。

2020年06月04日(Thu)7時10分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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フランスW杯

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アルゼンチン戦の先発メンバー

監督:岡田武史
戦績:グループステージ敗退

背番号20:川口能活(横浜マリノス)
生年月日:1975年8月15日(22歳)
個人成績:3試合出場/4失点

 清水商業で1年生のときからレギュラーを務め、全国高校サッカー選手権でも活躍した川口能活は、日本代表で正GKを務める松永成立がいる横浜マリノスに加入した。ルーキーイヤーは出場機会がなかったが、95年に監督に就任したホルヘ・ソラリは2年目の川口を抜擢。初出場となった第11節から全試合に出場した川口はこの年、マリノスを初優勝に導いている。
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 20歳で出場したアトランタ五輪からわずか7か月後、97年2月に行われたキングスカップで川口はA代表デビューを飾っている。その後は日本代表の正GKを務め、アジア予選でも活躍。日本代表はイランとの第3代表決定戦を制してフランスワールドカップ出場権を獲得した。

 1学年下の楢崎正剛は、川口のデビューからちょうど1年後にA代表で初めて出場している。ワールドカップには正GKの川口、22歳の楢崎に加えて、32歳の小島伸幸が選出された。

 本大会では川口が全試合でゴールマウスを守った。アルゼンチン戦は28分に失点。相手のパスをカットしたが、ボールが相手に渡ってしまった。川口は素早い飛び出しを見せたが、ガブリエウ・バティストゥータが冷静なチップキックでゴールネットを揺らした。川口はファインセーブを連発したが、0-1で初戦を落とした。

 第2戦は試合終盤までクロアチアを無失点に抑えたが、77分にゴール前でダボール・シューケルをフリーにしてしまう。左サイドからのクロスを対しトラップから左足で決められ、日本代表は連敗を喫した。

 日本代表は連敗でグループステージ敗退が決まっている。第3戦はジャマイカに2失点を許した。その後、中山雅史がワールドカップ初得点を決めたが、反撃もそこまで。初のワールドカップで日本代表は勝ち点を奪うことができなかった。

●アルゼンチン戦の先発メンバー

▽GK
川口能活

▽DF
中西永輔
井原正巳
秋田豊

▽MF
名良橋晃
山口素弘
名波浩
相馬直樹
中田英寿

▽FW
中山雅史
城彰二

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