日本代表ボランチの系譜。日韓W杯のゴール、ロシアW杯のアシスト、W杯を最後に引退した2人のリーダー

日本代表は初出場から6大会連続でワールドカップ本大会に出場している。その間、稲本潤一、中田英寿、長谷部誠ら、多くボランチが日本代表でプレーしてきた。今回は、1998年のフランス大会からロシア大会まで、ワールドカップ当時の守備的ミットフィルダーのレギュラーを紹介する。※所属チームは大会前時点、年齢は初戦時点のもの。

2020年06月05日(Fri)7時10分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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フランスW杯

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アルゼンチン戦の先発メンバー

監督:岡田武史
戦績:グループステージ敗退

背番号6:山口素弘(横浜フリューゲルス)
生年月日:1969年1月29日(29歳)
個人成績:3試合出場/0得点0アシスト

背番号10:名波浩(ジュビロ磐田)
生年月日:1972年11月28日(25歳)
個人成績:3試合出場/0得点0アシスト

 フランスワールドカップアジア最終予選で日本代表はカザフスタンに引き分けると、加茂周監督は解任された。ヘッドコーチから昇格した岡田武史監督は最終ラインを4バックへ変更。中盤をダイヤモンド型に並べる4-3-1-2の布陣が用いられ、北澤豪がトップ下、中田英寿と名波浩がインサイドハーフ、アンカーには山口素弘が起用された。

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 最終予選ではこの采配が当たり、ワールドカップ出場権を獲得した。しかし、同組となったアルゼンチンにはガブリエウ・バティストゥータ、クロアチアにはダボール・シュケルといった強力なストライカーがいることなどから、大会前に3バックへの変更を決めている。これにより予選で主力だった北澤は本大会のメンバーから外れた。

 中盤の底に名波と山口が並び、中田はトップ下に置かれた。攻撃時には名波が「2.5列目」としてチャンスメイクを担い、山口は後ろ目でバランスをとっている。

 アルゼンチン戦は相手のスルーパスを名波がカットしたところを、バティストゥータに拾われて先制を許した。中盤の3人は守備に追われる時間が長く、得点機を生み出すことはできなかった。

 酷暑の中で行われたクロアチア戦は間延びして攻守が分断され、中盤の選手にとっては苦しい展開となった。日本代表は77分に失点して連敗となり、グループステージ敗退が決まっている。

 初勝利を目指して戦ったジャマイカ戦は、立ち上がりから中田を中心にチャンスを作りだした。しかし、2点を先行した相手に対して、日本代表は74分に1点を返すのが精いっぱい。初のワールドカップは3戦全敗という結果に終わった。

●アルゼンチン戦の先発メンバー

▽GK
川口能活

▽DF
中西永輔
井原正巳
秋田豊

▽MF
名良橋晃
山口素弘
名波浩
相馬直樹
中田英寿

▽FW
中山雅史
城彰二

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