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Jリーグ、無観客試合では「段ボールサポーター」等の設置は可能に。観客入り後も応援禁止などを制限

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

 Jリーグは12日、Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン最新版を発表。Jリーグは今回発表になったガイドラインの説明会をオンラインで行なった。

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 ガイドラインには感染予防や対処、チームの移動や宿泊、無観客や制限付き試合の開催などを含む1~7のプロトコルが盛り込まれている。

 プロトコル6の無観客での試合開催について、3つに分けられたゾーン毎の来場者と来場人数を別途定め、来賓やスポンサー企業、マスコットやサプライヤーなどの来場は無観客試合では禁止となる。

 また、サポーターによるスタジアムへの横断幕の掲出について、無観客試合では「制作・受け渡し時等における感染防止の観点から、クラブが預かって掲出することを含めて行わないこととする」としている。ただし、「ホームクラブが管理するものに限り、スタジアム内外に掲出できることとする」とし、スポンサー看板やバナー、スタンド内への広告掲出や「段ボールサポーター」等の制作物は設置を認めることとした。

 プロトコル7では制限付きの試合開催について盛り込まれている。7月10日から予定の超厳戒態勢(強い制限)と8月1日から予定の厳戒態勢(緩和された制限)が設定されている。

 超厳戒態勢と厳戒態勢下の両方で密にならないように注意しながら、横断幕の掲出は認められる。だが、声を出しての応援や指笛、手拍子、タオルマフラーやフラッグなどの振る・回す行為、ハイタッチの禁止など制限される。ただし、ビッグフラッグに関しては「お客様がいない席に掲出する場合は容認」するとしている。

 厳戒態勢に緩和され、観客が動員されたとしても、サポーターによる応援スタイルは通常時と大幅に変わることになる。

【了】

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