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世界最高のレフティーは誰だ! 左利きサッカー選手能力値ランキング6位~10位。ドイツが生んだ驚異の逸材が登場(19/20シーズン確定版)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。※成績は6月30日時点

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

10位:世界屈指のポリバレント

サウール・ニゲス
サウール・ニゲスの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:サウール・ニゲス(スペイン代表/アトレティコ・マドリー)
生年月日:1994年11月21日(25歳)
市場価格:7200万ユーロ(約86.4億円)
今季リーグ戦成績:31試合出場/6得点0アシスト


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 今季でアトレティコ・マドリー在籍7年目を迎えた25歳のスペイン代表戦士。中央でのプレーを基本としているが、ディエゴ・シメオネ監督の下ではサイドハーフや左サイドバックの位置でも起用されているなど、世界屈指のユーティリティープレーヤーとしても名を馳せる選手である。ディエゴ・ゴディンやアントワーヌ・グリーズマンらの重鎮が抜けたチームにおける、中心的存在と見ていいだろう。

 サウール・ニゲスは非常にタフな選手だ。スタミナが豊富で、90分間ハードワークを怠らず、常に積極的にボールへ絡むことができる。攻守の切り替えが素早いアトレティコのスタイルにはマッチした存在と言え、その献身性をあらゆるポジションで発揮できるのが、サウールの持つ強みの一つ。名将シメオネ監督から全幅の信頼を寄せられているのも、非常に納得がいく。

 また、サウールはスペイン人らしい「テクニック」も兼備。的確にボールを動かし、中盤で攻撃のリズムを作り出すことが可能だ。それに加え「パス」の質も十分でミドルシュートの威力も秘めるなど、左足一本で組み立て、崩し、フィニッシュのすべてをこなしてしまうことができる。守備面での絶大な献身性に攻撃面での繊細さが光るサウール。レフティーランキングでこの男を選出しない理由は見当たらないと言えるだろう。

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