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Jリーグ、観客入場制限緩和の延期を決定。8月10日までは全会場で最大5000人

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

 Jリーグは20日に開いた臨時実行委員会において、新型コロナウイルス感染の現在の状況を考慮し、観客入場制限の緩和を当初の予定から延期することを決定した。

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 Jリーグでは公式戦再開後の試合をまずはリモートマッチ(無観客試合)の形で開催したあと、今月10日から観客の入場を再開。現在は「超厳戒態勢」として強い制限が設けられ、観客の入場数は5000人または会場の収容人数の50%のうち少ない方を上限とし、ビジター席のチケットは販売されていない。

 当初の予定では8月1日から「厳戒態勢」に移行して制限を緩和し、入場数を最大で収容人数の50%とした上で、アウェイサポーターの入場も開始する見通しとされていた。だがウイルス感染が再び拡大しつつある状況を受け、緩和は延期されることになった。

 村井満チェアマンが発表を行ったところによれば、現状のガイドラインは8月10日まで延長されることが決定。入場数は引き続き5000人または収容人数の50%のうち少ない方を上限とし、ビジター席のチケット販売は行われない。アルコール販売も自粛するとのことだ。

 J1では8月1~2日に行われる第8節、8~9日に行われる第9節が緩和措置延期の影響を受けることになる。8月11日以降の対応については、今後示されることが見込まれる政府見解なども踏まえ、今月27日に招集する実行委員会で改めて決定する見通しだとされている。

 感染再拡大の状況は地域ごとに異なるが、現状では全国一律の基準が引き続き適用される。今後についてはクラブ個別に判断する形も議論されているとのことだが、8月10日までの緩和延期については「異論なく全会一致」だと村井チェアマンは話している。

【了】

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