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清水エスパルス新10番に母国メディアがインタビュー。本田圭佑や日本のコロナ対応について語る

text by 編集部

清水エスパルス
清水エスパルス

 清水エスパルスで今季からプレーしているブラジル人FWカルリーニョス・ジュニオは、ブラジル『FOXスポーツ』の21日付インタビューに答え、日本でのこれまでの体験やブラジルでプレーする本田圭佑などについて語っている。

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 カルリーニョスはスイスのFCルガーノで3年間を過ごしたあと、今季から清水に加入。「日本を選んだのは、違う道を選んで、競争力のあるリーグで戦いたかったからだ。正しい選択だったと思う。まだ来たばかりだけど、ここで何年もプレーするつもりだ」と見通しを示した。

 だが今季のJリーグは開幕戦を終えたあと、新型コロナウイルスの影響により長期の中断を強いられた。「日本国民はこういう困難にも対処する準備ができている。政府の指示を尊重し、すごく正しく行動する国民性だ」とカルリーニョスは日本の対応について印象を述べている。

 自身の日本への適応については「時間はかかるけど順調だ。文化の違いはすごく興味深い。サッカーはすごく競争力が高くて、プレーについていくためにはフィジカル面でしっかり準備することが要求される」と語っている。

 今季からブラジルのボタフォゴでプレーする本田についてもコメント。「本田は素晴らしい選手だ。日本の責任感やプロ意識をブラジルサッカーにもたらすことができる。彼のすること全てが模範になるはずだ。チームメートにも対戦相手にも、細かい部分まで影響を与えられる」と賛辞を送った。

 インタビュー時点で清水は再開後4連敗、開幕から5連敗を喫しており、「期待していたようにはなっていないが、全員が必死で頑張っている。近いうちに状況を変えられるチャンスは十分にあると思う」とカルリーニョスはコメントしていた。22日に行われたサガン鳥栖戦ではそのカルリーニョスが移籍後初ゴールを挙げ、最下位脱出はならなかったが1-1のドローで連敗を止めることには成功している。

【了】

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