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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ。新天地を求めた選手の能力値を紹介、今回はこの5人(11)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7年ぶりの古巣復帰

ガレス・ベイル
ガレス・ベイルの能力値や19/20リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:ガレス・ベイル(ウェールズ代表)
生年月日:1989年7月16日(31歳)
市場価格:2800万ユーロ(約33.6億円)
19/20リーグ戦成績:16試合出場/2得点2アシスト(レアル・マドリード)
移籍先:レアル・マドリード→トッテナム
移籍金:ローン


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 2013年、当時の世界最高額となる移籍金でレアル・マドリードに加わったガレス・ベイルは、まさにワールドクラスの存在だった。しかし、近年はパフォーマンスレベルが低下し批判の的となり、ジネディーヌ・ジダン監督下ではほぼ構想外扱いに。かつての輝きは、完全に影を潜めていた。

 そのベイルに手を差し伸べたのは、同選手の飛躍のきっかけとなった古巣トッテナムだった。スパーズは19日、1年間の期限付きでウェールズ代表FWを獲得したことを正式に発表。背番号は「9番」、負傷の影響でイングランドでの“再デビュー”は10月中旬になると報じられている。

 現在31歳となったベイルだが、かつて欧州を席巻した「スピード」は今なお健在。その速さに力強さが加わり、相手を次々と置き去りにする「ドリブル」の威力はトッテナムでも十分に発揮されるだろう。また、ゴールネットを突き破るかのような弾丸シュートも魅力。単独で違いを生む力はやはり絶大と言える。

 怪我が多く、どれだけ継続的にプレーできるかは懸念点だが、マドリーから解放されたことでより伸び伸びとプレーできるのは明らかだ。エバートンでは同じくマドリーから移籍したハメス・ロドリゲスが輝きを取り戻さんとばかりのパフォーマンスを披露しているが、ベイルも復活を遂げるのだろうか。

【了】

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