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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ。新天地を求めた選手の能力値を紹介、今回はこの5人(11)

欧州主要リーグでは夏の移籍市場がオープンしている。すでに多くの実力者が移籍を決めており、新天地でのプレーには大きな注目が集まっている。今回フットボールチャンネルでは、移籍を決意した選手たちを様々なデータを参照した能力値とともに紹介していく。今回はディエゴ・ゴディン、武藤嘉紀、アレクサンデル・セルロート、ファビオ・シルバ、ガレス・ベイルの5人。(移籍金などは『transfermarkt』を参照)。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

わずか1年でインテル退団

ディエゴ・ゴディン
ディエゴ・ゴディンの能力値や19/20リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:ディエゴ・ゴディン(ウルグアイ代表)
生年月日:1986年2月16日(34歳)
市場価格:500万ユーロ(約6億円)
19/20リーグ戦成績:23試合出場/1得点1アシスト(インテル)
移籍先:インテル→カリアリ
移籍金:フリー


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 9年在籍したアトレティコ・マドリードを退団したディエゴ・ゴディンは、昨年夏にインテルへ加入。大きな期待を背負っていた。しかし、イタリアサッカーへの適応に苦戦、21歳のアレッサンドロ・バストーニの台頭などもあって思ったように力を発揮できず。わずか1年で青黒のユニフォームを脱ぐことになった。

 そんなウルグアイの闘将の新天地は、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏を新監督に迎えたカリアリに決まった。同クラブは24日、ゴディンと3年契約を結んだことを発表。背番号はアトレティコでもインテルでも着用していた「2番」に決定している。なお、移籍金は発生していない。

 身長187cm・体重78kgの体躯を誇るゴディンは、非常にパワフルなDFだ。マンマークの厳しさはワールドクラスであり、激しく身体をぶつけて相手に自由を与えることがない。また、「空中戦」の破壊力も折り紙付きで、守備時はもちろん、セットプレー時には大きな得点源となることも可能としている。

 現代型というよりもクラシカルなセンターバックであり、「パス」や「テクニック」に関してそこまで飛び抜けたものは備わっていない。しかし、非凡な「フィジカル」とその豊富な経験値は、やはり魅力的だと言えるだろう。肉体面に若干の不安が出てきたとはいえ、カリアリにとっては良い買い物になったはずだ。

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