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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ。新天地を求めた選手の能力値を紹介、今回はこの5人(11)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

スペインの地で復活を

武藤嘉紀
武藤嘉紀の能力値や19/20リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:武藤嘉紀(日本代表)
生年月日:1992年7月15日(28歳)
市場価格:550万ユーロ(約6.6億円)
19/20リーグ戦成績:8試合出場/0得点0アシスト(ニューカッスル)
移籍先:ニューカッスル→エイバル
移籍金:ローン


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 マインツで活躍し、2018/19シーズンよりニューカッスルに加入したが、イングランドの地でインパクトを残すことはできなかった。昨季はリーグ戦8試合の出場に留まり、得点もアシストもなし。ニューカッスルには結果2年在籍することになったが、プレミアリーグではわずか1ゴールという成績に終わっている。

 そんな武藤嘉紀には今夏、古巣マインツやビーレフェルトらが興味を示していると報道された。しかし、新天地はエイバルに決定。同クラブは16日、ニューカッスルから武藤を1年間のレンタルという形で獲得したことを正式に発表。同じく日本代表の乾貴士とスペインの地で共闘することになった。

 武藤は日本人FWには珍しい俊敏性を兼ね備えた選手で、その走力を活かしたフリースペースへの飛び出しから「パス」を引き出す動きを得意としている。線は決して太くないが「フィジカル」も大きなウィークポイントにはなっておらず、ゴリゴリな「ドリブル」突破をみせることも決して少なくない。

 一方で機動力のある武藤は、ポストプレーなどで攻めの起点となるようなアクションをみせることがあまり多くない。最前線に張るよりは、セカンドストライカーとしての役割を担う方が持ち味を発揮できるタイプだと言えるだろう。あとは決定力を磨きたいところ。スペインの地で復活なるか。

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