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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ。新天地を求めた選手の能力値を紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

シティの救世主になるか

ルベン・ディアス
ルベン・ディアスの能力値や19/20リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:ルベン・ディアス(ポルトガル代表)
生年月日:1997年5月14日(23歳)
市場価格:3500万ユーロ(約42億円)
19/20リーグ戦成績:33試合出場/2得点3アシスト(ベンフィカ)
移籍先:ベンフィカ→マンチェスター・シティ
移籍金:6800万ユーロ(約81.6億円)


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 ベンフィカの下部組織出身で、2017年にトップチームデビュー。同年にはプリメイラ・リーガの最優秀若手選手にも輝いている。その後も主力として活躍し、ベンフィカではここまで公式戦137試合に出場。2018年にデビューしたポルトガル代表では現在、守備の要として奮闘している。

 そんなルベン・ディアスの獲得を発表したのはマンチェスター・シティだった。契約期間は6年間で、移籍金はボーナス含めると最大90億円近くなるとのことだ。ちなみに、シティはニコラス・オタメンディをベンフィカに放出することも合わせて発表している。

 R・ディアスは身長187cm・体重83kgとセンターバックとして申し分ない体躯を誇っている。もちろんフィジカルコンタクトに強く、パワーと高さを兼ね備えた「空中戦」も抜群に得意。セットプレー時には大きな得点源になる。また、ロングフィードの精度も高く、ビルドアップ面での貢献にも期待できる選手だ。

 一方で「スピード」不足は否めず。読みが鋭いので「パス」が出た瞬間に素早く寄せることはできるが、快速自慢の選手に前を向かれてしまうとかなり危険。サイドにつり出された場合も同様だ。シティではこうした弱点をカバーしながら守備の改善をサポートしたいところだが、果たして。

【了】

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