【北海道コンサドーレ札幌 3-3 ベガルタ仙台 J1第20節】

　明治安田生命J1リーグ第20節の北海道コンサドーレ札幌対ベガルタ仙台戦が3日に行われ、3-3の引き分けに終わった。

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　札幌は3試合無得点での3連敗、仙台は6連敗と両チームともに低調。今季は降格がないとはいえ、シーズン終盤に向けて調子を立て直していきたい両チームが激突した。

　前半25分、札幌は4試合ぶりのゴールを挙げて先制することに成功。後方からのロングボールを金子拓郎が頭で折り返し、中央でアンデルソン・ロペスが合わせてヘディングで押し込んだ。

　仙台は1点ビハインドで折り返したが、後半開始直後から猛反撃。まずは47分、浜崎拓磨の低いシュートがGKに弾かれたところをアレクサンドレ・ゲデスが押し込んで1-1の同点とする。

　さらにその3分後、左サイドの関口訓充からのクロスに再びゲデスが頭で合わせて逆転。札幌も福森晃斗のFKでクロスバーを叩いたが、57分には浜崎のCKから平岡康裕のヘディング弾で仙台が3-1と突き放した。

　だがゴールラッシュはさらに続き、今後は札幌の攻撃フェーズ。59分には菅大輝からのクロスをロペスが押し込んで1点差とする。そのわずか2分後にもエリア左でボールを受けた菅が中央へのカットインからニアを撃ち抜く鋭いシュートを突き刺した。

　後半開始から約15分で両チーム合計5点を奪い合い、スコアは3-3。その後もチャンスは生み出されたがスコアは動かず、両チームともに連敗は止めたが勝利は逃す結果となった。

【得点者】
25分 1-0 アンデルソン・ロペス（札幌）
47分 1-1 アレクサンドレ・ゲデス（仙台）
50分 1-2 アレクサンドレ・ゲデス（仙台）
57分 1-3 平岡康裕（仙台）
59分 2-3 アンデルソン・ロペス（札幌）
61分 3-3 菅大輝（札幌）

【了】