日本サッカー協会（JFA）は5日、オーストリアで行われる国際親善試合に挑む日本代表メンバーを発表した。ブレーメンに所属するFW大迫勇也が同代表招集を見送られた。

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　大迫は今年10月に行われたオランダ遠征のカメルーン戦にフル出場。しかしその後のコートジボワール戦は、ドイツ帰国後5日間の隔離が必要となるため、カメルーン戦後に日本代表を離脱していた。

　今回も日本代表は2試合を行うが、大迫は今回の日本代表には招集されず。関塚隆ダイレクターは会見で「10月も入国に制限のあった選手が何人かいました。今回もそういう意味では感染の予防対策から呼べない選手が出てきました。それはブレーメンの大迫選手です」と大迫の招集を見送ったことを明かした。

　さらに関塚ダイレクターは「彼はやはりチームとしての制限が、帰国後にあるということで、今回は断念ということになりました」と大迫を招集しなかった理由を説明した。また、国内組の招集については「国内の選手ですけれども、まだ政府の制限が14日間あるため、今回も欧州の方に連れていくことはしないというのを現場と調整しながら決定しました」と話している。

　大迫の招集は見送られたが、ベルギー1部のベールスホットで好調を維持しているFW鈴木武蔵とセルビア1部のパルチザン・ベオグラードに所属するFW浅野拓磨が招集されている。大迫の代役として活躍することができるだろうか。

【了】