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RBライプツィヒ最新スタメン全選手紹介&フォーメーション。バイエルンの9連覇阻止に立ち向かう、多士済々のタレント

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

ノルディ・ムキエレ
【写真:Getty Images】

ノルディ・ムキエレ(フランス/背番号22)
生年月日:1997年11月1日(23歳)
20/21リーグ戦成績:6試合出場/0得点1アシスト

 ダヨ・ウパメカノやイブライマ・コナテと並んで今後の成長が期待されているフランス人だ。2018年にモンペリエから加入して以降、年々着実に出場数を伸ばしている存在であり、今季も開幕から継続してピッチに立ち続けている。ユリアン・ナーゲルスマン監督による期待値の大きさは確かだろう。

 身長187cmと大柄で、サイドバック以外にもセンターバックで高質なプレーを発揮することが可能。アジリティが高いため相手の柔軟なドリブルに対してもしっかり対応でき、長い足を懸命に伸ばしてギリギリでボールを食い止めることもお手の物。あとはより攻撃面でのクオリティーを高めたい。

ケビン・カンプル
【写真:Getty Images】

ケビン・カンプル(元スロベニア代表/背番号44)
生年月日:1990年10月9日(30歳)
20/21リーグ戦成績:6試合出場/0得点0アシスト

 今季でRBライプツィヒ在籍4年目を迎えた元スロベニア代表MF。高度な足下の技術を駆使して相手のプレスをヒラリとかわし、鋭いパスで敵陣を切り裂くことができるプレーメーカーだ。守備の“精度”という部分はまだ物足りないが、チームのために汗を流すその献身性は目を見張るものがある。

 昨季は怪我の影響でシーズン前半戦をほぼ棒に振ってしまったが、今季は開幕からスタメン出場を継続中。中盤底からベテランらしく攻守両面でチームをサポートしている。なお、このポジションにはコンラート・ライマー、急成長中のタイラー・アダムス&アマドゥ・ハイダラもいるなど層が厚い。

マルセル・ザビツァー
【写真:Getty Images】

マルセル・ザビツァー(オーストリア代表/背番号7)
生年月日:1994年3月17日(26歳)
20/21リーグ戦成績:3試合出場/2得点0アシスト

 オーストリアが生んだ攻撃のオールラウンダー。電光石火のドリブルで敵陣を切り裂くことはもちろん、中距離パスで巧みにチャンスメークしたりスペースへダイナミックに飛び込むなど、一人で多彩な仕掛けを繰り出してブロックを破壊する。近年は得点力も向上するなど、より恐ろしさが増している。

 ヴィリ・オルバンから腕章を受け取った今季は筋肉系のトラブルで開幕数試合を欠場するなど、スタートダッシュに失敗。しかし、復帰後はリーグ戦3試合で2得点をマークするなど、さすがの存在感を誇示している。ここから躓いた開幕数試合の遅れを完全に取り戻すことができるだろうか。

アンヘリーニョ
【写真:Getty Images】

アンヘリーニョ(スペイン/背番号3)
生年月日:1997年1月4日(23歳)
20/21リーグ戦成績:7試合出場/3得点0アシスト

 昨季冬にレンタルという形で加わると瞬く間にフィット。ユリアン・ナーゲルスマン監督からの信頼をガッチリと掴み取り、今年9月に1年間のレンタル延長を勝ち取った。そんな上昇気流に乗るレフティーは、今季も期待を裏切らぬ絶好調ぶりを披露。ここまで公式戦11試合ですでに5得点を奪っている。

 ハイレベルなスピードを生かした大胆な攻め上がりが最大の武器で、そこから繰り出されるシュートやクロスは相手を恐怖へと陥れるのに十分すぎる精度を誇る。また、RBライプツィヒ加入後はオフ・ザ・ボール時の動きの質も急激に成長した印象が強い。ただ、まだまだ伸び続けるだろう。

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