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テゲバジャーロ宮崎が57番目のJリーグクラブに。九州全県に初めてクラブが揃う

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

 21日および22日に行われた日本フットボールリーグ(JFL)第29節の結果により、テゲバジャーロ宮崎が来季のJ3参入に向けた成績条件となるJFL4位以内を確定させた。宮崎は57番目のJリーグクラブとなる。

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 Jリーグは今月17日、現在JFLに所属する5クラブに対してJ3入会申請を条件付きで承認。承認を受けたクラブが4位以内で今季を終えれば来季のJ3昇格が確定する。最終節を残した段階で、まずは宮崎の4位以内が決まった。

 2020シーズン時点で、JリーグにはJ1(18クラブ)、J2(22クラブ)、J3(16クラブ)を合わせて合計56クラブが存在している(J3で戦うU-23チームは除く)。宮崎は57番目のJリーグクラブとなる。

 宮崎県にJリーグクラブが誕生するのはリーグ創設以来初。これで九州・沖縄は初めて全県にクラブが揃うことになった。今季は大分トリニータとサガン鳥栖がJ1、アビスパ福岡、V・ファーレン長崎、ギラヴァンツ北九州、FC琉球がJ2、ロアッソ熊本と鹿児島ユナイテッドFCがJ3で戦っており、琉球以外のJ2、J3各クラブはそれぞれ上のカテゴリへの昇格の可能性も残している。

 Jリーグクラブが存在する都道府県は宮崎県を含めて40となった。クラブがないのは福井県、滋賀県、三重県、奈良県、和歌山県、島根県、高知県の7県。三重県のヴィアティン三重はJ3入会承認を受け、最終節でJFLの4位以内浮上の可能性を残している。奈良県の奈良クラブも承認を受けたが、すでに4位以内の可能性は消滅している。

【了】

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