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2位ガンバ大阪はサガン鳥栖とドロー。パトリックの技ありヒール弾で追いつくも逆転ならず

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

【ガンバ大阪 1-1 サガン鳥栖 J1第30節】

 明治安田生命J1リーグ第30節のガンバ大阪対サガン鳥栖戦が29日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

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 前節の直接対決で川崎フロンターレに大敗して優勝決定を許したが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)や天皇杯の出場権獲得に向けた争いでは優位に立つG大阪。勝ち点3を加えれば2位、3位の確保に大きく前進できる状況だった。

 だが前半11分、先制点は鳥栖に生まれる。樋口雄太からの浮き球パスに反応した相良竜之介がゴール前に走り込み、高尾瑠に触られてこぼれたボールをネットに押し込んだ。2種登録の18歳FWである相良は前節交代出場でJ1デビューを飾り、今節初先発という抜擢に応えた。

 反撃に転じたG大阪は前半終了間際にかけて決定機が続いたが、パトリックのヘディング弾はわずかに枠外へ。さらにCKから菅沼駿哉のヘディングはポストを叩き、倉田秋のヘディングもGK朴一圭の好セーブに阻まれて1点ビハインドで折り返した。

 後半もG大阪が引き続き優位に立つが、鳥栖が耐え続ける展開が続く。パトリックのヘディングがまたも朴一圭に掻き出されるなどゴールを割れず、69分には“鳥栖キラー”渡邉千真も投入して望みを託す。

 ついにG大阪の攻勢が報われたのは77分。右サイドに侵入した渡邉が内側を駆け上がった高尾にパスを通し、エリア右から高尾がクロス。最後はニアに走り込んだパトリックが右足ヒールで合わせる技ありシュートでゴールネットを揺らした。

 その後も両チームにチャンスはあったがスコアは動かず、1-1で試合終了。残り3試合となったG大阪の2位は変わらないが、勝ち点1を加えるにとどまった。

【得点者】
11分 0-1 相良竜之介(鳥栖)
77分 1-1 パトリック(G大阪)

【了】

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