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名古屋グランパス、ジョーに関するFIFAからの裁定受け入れを発表。「肯定的に受け入れます」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョー
【写真:Getty Images】

 J1の名古屋グランパスは29日、元ブラジル代表FWジョーとの契約解除をめぐる紛争の解決を国際サッカー連盟(FIFA)に委ねていた一件について、FIFAからの制定を受け入れることを発表した。クラブの公式サイトで伝えられている。

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 コリンチャンスは今年6月にジョーを完全移籍で獲得したことを発表。その後、名古屋はジョーとの契約は「正当な理由により」解除となったと伝えていた。しかしブラジルメディアなどは、ジョー側が名古屋による契約解除の理由が正当であるとは考えていないと主張していると報じた。また、名古屋側は「この件につきましては現在FIFA紛争解決室に委ねています」としていた。

 今月24日付のブラジル『エスポルチ・インテラチーヴォ』は、FIFAはジョーおよびコリンチャンスに対して名古屋への賠償金支払いを命じる制定を下したと報じた。

 そして名古屋は29日に「ジョー選手に関するFIFA DRC(FIFA紛争解決室)の裁定について」と題し公式声明を発表。ジョーおよびコリンチャンスに対する申し立てについて「2020年11月24日付FIFA管轄紛争解決室の裁定を肯定的に受け入れます」と伝え、名古屋のジョーに対する雇用契約解除及び賠償金の請求がFIFAにより正当なものであると確証されたとしている。

 マンチェスター・シティやエバートンなどでもプレーしたジョーは、コリンチャンスで2017年にブラジル全国選手権得点王に輝いた。その翌年に名古屋へ移籍。J1でも加入初年度からいきなり得点王に輝くなど活躍をみせていた。

【了】

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