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マリノスの20歳MF椿直起がオーストラリアへ。メルボルン・シティへの期限付き移籍発表

text by 編集部

横浜F・マリノス
横浜F・マリノス

 横浜F・マリノスのMF椿直起は、オーストラリア・Aリーグのメルボルン・シティに期限付き移籍することが決定した。5日に各クラブより発表が行われている。

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 期限付き移籍期間は今月1日から来年6月30日までの半年間。椿は3日にオーストラリアへ渡っており、現地での隔離期間を経てメルボルン・シティに合流する予定とのことだ。

 2017年U-17ワールドカップに出場するなど各年代の日本代表でもプレーしてきた椿は現在20歳。横浜FM下部組織からトップチームに昇格したあと、昨年8月にはJ2のギラヴァンツ北九州に育成型期限付き移籍し、今季も期限付き移籍が延長されていた。今季J2ではレギュラーとしてプレーし、34試合に出場して2得点を記録している。

「僕は子どもの頃から海外でプレーしてみたい気持ちが強かったですし、さらなる成長を求めてトライしたいという気持ちがあったので、今回の移籍を決めました。横浜F・マリノスの代表として、F・マリノスの名に恥じないよう、メルボルンではしっかりと結果を出せるように頑張ってきます」と椿は横浜FMを通してコメントしている。

 メルボルン・シティのマイケル・ペトリロFD(フットボールディレクター)は、「彼がAリーグで何を生み出せるか楽しみにしている。横浜ではアンジェ・ポステコグルー(監督)とコーチングスタッフが彼のことを高く評価している。我々のファイナルサードにとって素晴らしい補強になると信じている」と歓迎のコメントを述べた。

 メルボルン・シティは横浜FMの株式も保有するシティ・フットボール・グループ(CFG)傘下のクラブのひとつ。新型コロナウイルスの影響により例年より遅い開幕となった2020/21シーズンのAリーグは今月下旬からの開始が予定されている。

【了】

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