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アジア 3年前

最高額のアジア人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング11~15位。シリアのイブラヒモビッチってどんな人?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

13位:シリアのイブラヒモビッチ

オマル・アッ=ソーマ
【写真:Getty Images】

FW:オマル・アッ=ソーマ(シリア代表/アル・アハリ)
生年月日:1989年3月23日(31歳)
市場価値:650万ユーロ(約7億8000万円)
今季リーグ戦成績:7試合出場/4得点0アシスト

 シリアの絶対的エースは身長192cmの巨躯を誇る。高さはもちろんのこと、強さ、そしてジャンプ力が備わっており、主に空中戦を制して得点を奪うことを可能としている。また、フリーキックも得意とキック精度も抜群。そのスタイルから「シリアのイブラヒモビッチ」という異名をとっている。

 サウジ・プロフェッショナルリーグではまさに無双しており、これまで3度も得点王に輝いている。31歳となっても勢いは落ちておらず、現在は6年連続で二桁得点をマーク中だ。なお、アル・アハリではここまで公式戦190試合に出場して169得点を奪取。長身FWの凄さを表すに十分すぎる数字だ。

 しかし、リーグをはじめ多くのタイトルを獲得、そして個人賞も手にしてきた点取り屋だが、まだ成し遂げていないことがある。それが、FIFAワールドカップ出場だ。「W杯に到達するまで、このチームでプレーしたい」と語る男は、次のカタール行きの切符を掴み取ることができるだろうか。

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