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世界最大の暴落は誰? サッカー選手市場価値下落ランキング6~10位。大暴落するフランス代表W杯優勝メンバーたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

8位:デンマークが誇る司令塔

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【写真:Getty Images】

MF:クリスティアン・エリクセン(デンマーク代表/インテル)
生年月日:1992年2月14日(28歳)
市場価値の下落額:4000万ユーロ(約48億円/44.4%DOWN)
市場価値の変動:9000万ユーロ(約108億円)→5000万ユーロ(約60億円)
今季リーグ戦成績:8試合出場/0得点0アシスト

 アヤックスで頭角を現したクリスティアン・エリクセンは、トッテナムで公式戦305試合に出場した。トッテナムとの契約満了を半年後に控えた今年1月、インテルが2000万ユーロ(約24億円)の移籍金を支払い、デンマーク代表で100試合を越える出場を誇る司令塔の獲得している。

 的確なポジショニングと視野の広さ、そして精度の高いキックで攻撃にクリエイティビティをもたらす。フリーキックの精度はワールドクラスで、トッテナム時代にも数多くのゴールを演出してきた。

 しかし、自身初となるセリエAの舞台ではその実力を発揮できていない。昨季の先発出場は8試合に終わり、今季もベンチを温めたまま試合が終わることも少なくない。市場価格は1年で9000万ユーロ(約108億円)から5000万ユーロ(約60億円)へ下落。UEFAチャンピオンズリーグで決勝トーナメント進出を逃したこともあり、インテルは冬にエリクセンを売却する可能性を示唆している。

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