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世界最大の暴落は誰? サッカー選手市場価値下落ランキング6~10位。大暴落するフランス代表W杯優勝メンバーたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7位:怪我から復活したダイナモ

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【写真:Getty Images】

MF:エンゴロ・カンテ(フランス代表/チェルシー)
生年月日:1991年3月29日(29歳)
市場価値の下落額:4000万ユーロ(約48億円/40%DOWN)
市場価値の変動:1億ユーロ(約120億円)→6000万ユーロ(約72億円)
今季リーグ戦成績:13試合出場/0得点1アシスト

 15/16シーズンにレスターを奇跡のリーグ優勝へと導いたエンゴロ・カンテ。翌シーズンは移籍したチェルシーで“個人連覇”を達成し、2018年にはフランス代表としてワールドカップ制覇を経験する。10代のころは無名だったが、クラウディオ・ラニエリ、アントニオ・コンテ、ディディエ・デシャンといった優勝監督たちに愛されてきた。

 近年の勤続疲労の影響が出たか、昨シーズンは度重なる怪我に苦しんだ。プレミアリーグでの先発は20試合に留まり、今年1月時点で1億ユーロ(約120億)だった市場価値は、約1年で6000万ユーロ(約72億円)まで暴落した。しかし、復活を期す今季はここまでUEFAチャンピオンズリーグ6試合すべてに出場し、リーグ戦もここまで全試合に先発している。

 11月には友人の結婚式に出席するためトレーニングを欠席しようとしたが、フランク・ランパード監督はこれを認めず。両者の関係に亀裂が入ったと報じられたが、指揮官はカンテを「彼を大いに信頼しているし、彼は世界でトップのMFだ」と称賛。リーグ戦でキャプテンマークを託して信頼を強調している。

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