Jクラブも獲得可能? 現在フリーの名手5人(2)。ミランで一時代を築いた男を筆頭に、元セリエA戦士が続々
明治安田生命Jリーグは2020年シーズンが終わり、来月下旬の新シーズン開幕を前につかの間のオフを過ごしている。年明けとともに欧州各リーグの移籍市場が開く一方で、Jリーグの各クラブも新加入選手の獲得を着々と進めている。今回フットボールチャンネル編集部では、Jリーグのクラブも獲得可能な所属クラブが決まっていない選手5人をピックアップした(1月3日時点でフリーの選手が対象、市場価格は『Transfermarkt』を参照)。
2021年01月04日(Mon)6時10分配信
目次
●「ロナウドの再来」アレシャンドレ・パト
●「クロアチアの大型FW」マリオ・マンジュキッチ
●「セリエA経験豊富なレフティー」クワドォー・アサモア
●「ロシアW杯で散々な出来に」カルロス・サンチェス
●「ローマで一躍ヒーローに」マプ・ヤンガ=エムビワ
ロナウドの再来
【写真:Getty Images】
FW:アレシャンドレ・パト(元ブラジル代表)
生年月日:1989年9月2日(31歳)
市場価格:350万ユーロ(約4億2000万円)
最終所属:サンパウロ(ブラジル)
今季リーグ戦成績:0試合出場/0得点0アシスト
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インテルナシオナルの下部組織出身で、トップデビューからわずか1ヶ月後の2006年12月に南米王者の一員としてFIFAクラブワールドカップに出場。わずか17歳で優勝に貢献した。また、準決勝アル・アハリ戦で披露した「肩ドリブル」は世界に衝撃を与え、パトの名が広まる要因にもなった。
2007年には当時「世界最強」と言っても過言ではなかったミランへ移籍。2008/09シーズンにはリーグ戦15得点6アシストを記録するなど、イタリアの地で大きく評価を伸ばした。しかし、2010年1月に肉離れを起こして以降は怪我と戦い続ける日々。ブラジル人ストライカーは伸び悩んでいた。
2013年にミランを退団し、コリンチャンスやチェルシー、ビジャレアルなどでプレーしたが、かつての輝きを取り戻すことはできず。2019年3月に加入したサンパウロも1年半で退団した。かつて「ロナウドの再来」と謳われた男は現在、フリーの身となって新たな所属先を探している。