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Jリーグ 3年前

横浜F・マリノス、期待の新戦力5人。2年越しで獲得実現の将来有望DF、新たなブラジル人アタッカーたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images, Yokohama F.Marinos

マリノスの将来を担う次世代の守護神候補

田川知樹
【写真提供:横浜F・マリノス】

GK:田川知樹(たがわ・ともき/背番号32)
生年月日:2002年9月18日(18歳)
前所属: 興國高校
2020リーグ戦成績:―

 高卒で加入する興國高校4人衆のうちの1人で、ビルドアップ能力に長けた現代的なGKだ。身長180cmはGKとして小柄な部類に入るが、マリノスは潜在能力とチームスタイルへの合致度を高く評価して2019年から継続的に練習参加させてきた。

 憧れのGKに挙げたのは昨季途中までマリノスに在籍し、2019年のJリーグ優勝にも貢献したパク・イルギュ。「ビルドアップにも参加するし、他のチームよりもGKが担う役割が多い」と、Jリーグを席巻したアタッキング・フットボールにおけるGKの立場もよく理解している。

 とはいえプロ1年目は第5GKからのスタートとなる。まずは毎日の練習で研鑽にはげみ、先輩GKたちからも技術を学ぶことから。新体制発表会では好きなおにぎりの具を問われて「おいなりさんが好きです」と答え、いきなりの天然ぶりでファン・サポーターのハートをつかんだ。それがきっかけとなりクラブ公式のLINE LIVEで愛称が「いなりん」に決まったとか、決まっていないとか。

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