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大久保嘉人が古巣相手に2得点も…川崎フロンターレが逆転でセレッソ大阪下し開幕2連勝

text by 編集部

川崎フロンターレ
川崎フロンターレ

【川崎フロンターレ 3-2 セレッソ大阪 J1第11節】

 明治安田生命J1リーグ第11節の川崎フロンターレ対セレッソ大阪戦が3日に行われ、ホームの川崎Fが3-2で勝利を収めた。

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 先週末に行われたJ1開幕戦に続いて、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場する両チームは第11節の試合を前倒しで開催。ともに開幕戦に2-0の勝利を収めた昨季の上位チーム同士が連勝を狙って激突した。

 開始5分、C大阪にいきなりの先制点をもたらしたのはかつて川崎Fで3年連続J1得点王に輝いた大久保嘉人。エリア手前右から思い切りよく右足を振り抜くと、GKの頭上を抜く絶妙なコースへのミドルシュートが左ポスト内側を叩いてネットに収まった。大久保は15年ぶりのC大阪復帰戦となった開幕戦に続いての2試合連続ゴール。

 だが川崎Fもそのわずか1分半後にはすぐさまスコアを振り出しに戻す。右サイドに侵入した山根視来からのクロスに中央でレアンドロ・ダミアンが合わせ、豪快な右足ボレーで今季初ゴールを叩き込んだ。

 序盤からゴールを奪い合う展開となった試合は22分にも動く。C大阪右サイドの松田陸からのクロスに大久保がファーポストへと飛び込み、左足インサイドで合わせて自身2点目。C大阪がそのまま1点リードで前半を折り返した。

 後半も再開直後からゴールが生まれる展開。47分、田中碧のスルーパスでエリア右に抜け出した山根のフワリとしたクロスに再びL・ダミアンが合わせ、GKの足元を抜くヘディング弾で2-2の同点に。

 そして62分には川崎Fがこの試合初めてリードを奪うことに成功。左サイドからドリブルで仕掛けた三笘薫がL・ダミアンに預けて深い位置に侵入し、リターンを受けて角度のある位置でGKと対峙。相手の右を抜くシュートを冷静に右サイドネットへと流し込み、川崎Fがついに3-2と逆転した。

 81分には再び三笘がネットを揺らすがオフサイドの判定。C大阪もカウンターから大久保が飛び込んでヘディングを狙うなど両チームが最後まで積極的に攻撃を繰り出したがそれ以上のゴールは生まれず、川崎Fが3-2で開幕2連勝を飾った。

【得点者】
5分 0-1 大久保嘉人(C大阪)
7分 1-1 レアンドロ・ダミアン(川崎F)
22分 1-2 大久保嘉人(C大阪)
47分 2-2 レアンドロ・ダミアン(川崎F)
62分 3-2 三笘薫(川崎F)

【了】

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