センターバック(2)

板倉滉
【写真:Getty Images】

DF:板倉滉(フローニンゲン/オランダ)
生年月日:1997年1月27日(24歳)
20/21リーグ戦成績:27試合出場/1得点

 この世代の中心メンバーの1人、板倉滉はオランダで評価を高めている。19年1月に加入したフローニンゲンでの3シーズン目は、ここまでリーグ戦全試合に出場。マンチェスター・シティが保有しているが、今夏のステップアップは確実とも報じられている。

 足下の技術が高く、オランダで対人守備に磨きをかけている。ジュニア年代から川崎フロンターレの下部組織で育ち、三好康児や岡田優希と同期だった。五輪世代には田中碧、三笘薫ら川崎Fの下の世代が続々と出てくる中で、板倉はそのさきがけのような存在となっている。

 クラブではセンターバックとしてプレーすることがほとんどだが、A代表では中盤で起用されることが多い。五輪世代では3バックの一角と、異なるポジションをこなしているが、どのポジションでも板倉の強みを発揮することができる。A代表に招集された冨安健洋が不在の今回は、DFをリードする役割を求められる。
 

渡辺剛
【写真:Getty Images】

DF:渡辺剛(FC東京)
生年月日:1997年2月5日(24歳)
2020リーグ戦成績:28試合出場/2得点
2021リーグ戦成績:5試合出場/1得点

 恵まれた体格を武器に、渡辺剛はJリーグを代表するセンターバックに向かって着実に成長している。プロ1年目の2019年途中からレギュラーに定着し、昨季は副キャプテンに就任。シーズン途中にキャプテンの東慶悟が負傷で離脱すると、ゲームキャプテンとしてチームを統率している。ルヴァンカップ決勝では柏レイソルのエース・オルンガを抑え、大会制覇へとチームを導いた。

 世代別の日本代表でのプレー経験はほとんどなかったが、19年10月のブラジル遠征でチャンスを掴んだ。この年のEAFF E-1サッカー選手権でA代表デビューを果たすと、年明けのAFC U-23選手権ではゲームキャプテンを務めた。クラブでのパフォーマンスが、このチームでの立場を急激に変化させている。

 186cmという長身を活かした空中戦の強さが最大の武器で、的確なカバーリングや鋭いインターセプトには定評がある。ブラジル人選手にも怯まないタフさを備える渡辺は、東京五輪に向けたメンバー争いに挑む。

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