山根視来
【写真:田中伸弥】

 日本代表は25日、国際親善試合で韓国代表に3-0の快勝を収めた。

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 10年ぶりにホームで行われた日韓戦は大差がついた。口火を切ったのは16分、DF山根視来の決めたゴールだった。

 日本代表デビュー戦に臨んだ右サイドバックは、大迫勇也の芸術的なヒールパスに反応して相手ディフェンスラインの背後に飛び出し、右足を振り抜いて豪快にゴールネットを揺らした。

「日本代表の選手としてピッチに立つのはサッカーを始めたときからの夢でしたし、日韓戦というすごく歴史のある、日本にとって負けられない戦いでゴールできたのはすごく嬉しいです」

 先制点のきっかけとなったのは、川崎フロンターレの元チームメイトである守田英正が狙ったスルーパスだった。山根は昨年まで共に戦い、多くの感覚を共有する盟友からパスが出てくることを感じ取って走り出していた。

「自分の特徴はゴールの匂いのするところに入っていくことなので、あのシーンも守田から、キレイな形ではなかったですけど、ああいう感じの(速い)ボールがくるイメージだったので、あとは(ゴールの)枠に打ち込むことだけ意識しました」

 ゴールが決まると、派手なガッツポーズで喜びを表した。山根は「ああいうところで点を取る気持ちよさのためにサッカーやっているところがあるので、いろいろな人が見てくれているなかでゴールを決められて喜びが爆発しちゃいました」と語る。

 A代表デビューを飾り、ゴールも決めて順風満帆のようだが、日本代表での挑戦は「まだ一歩を踏み出したばかり」。山根には追いつき、追い越さねばならない競争相手が数多くいる。その自覚は本人にもあるようだ。

「海外組の強度とかはこの活動で知ることができて、いい刺激になっているので、もっともっとという気持ちを持って、明日からまた成長できるようにしていきたいです」

 30日にはカタールワールドカップアジア2次予選のモンゴル代表戦が控えている。6月にも日本代表戦が組まれており、山根が今後どのような活躍の場を与えられるか期待はふくらむばかりである。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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