J1全20クラブGKタイプ別分析(13)川崎フロンターレ。チョン・ソンリョンは何タイプ? ビッグセーブをビッグセーブに見せない安定感

3/8発売『フットボール批評issue31』から一昨年、サンフレッチェ広島のGKコーチを務めた澤村公康が、GKを4つのタイプに分類し、J1全20クラブの陣容を一刀両断した「GKスカッド批評」を一部抜粋して公開する。[GKタイプ]オーソドックスタイプ→オ、シュートストップタイプ→シ、現代タイプ→現、万能タイプ→万、★は新加入(構成:吉沢康一)

2021年04月08日(Thu)14時00分配信

シリーズ:J1全20クラブGKタイプ別分析
text by 吉沢康一 photo Getty Images
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期待は昨季以上。盤石の布陣

チョン・ソンリョン
【写真:Getty Images】

GKコーチ:菊池新吉
チョン・ソンリョン(オ)
安藤駿介
丹野研太
イ・キョンテ


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 昨シーズンフル出場しているチョン・ソンリョンは精神的、肉体的なリカバリー能力に長けており、今シーズンも盤石でしょう。オーソドックスタイプのGKでシュートストップに長けているのが特徴です。

 一昨年に所属した新井章太(千葉)の存在は大きかったとはいえ、セカンドGKにも経験豊富な安藤駿介、丹野研太がいるので、チョン・ソンリョンに万が一のことがあってもチームが大崩れすることはなさそうです。

 川崎は圧倒的な攻撃力を誇りながら時折フィールドプレーヤーのエラーからカウンターを受けることがあり、セットプレーから危険な場面を迎えることがありますが、チョン・ソンリョンはそれをピンチと感じさせません。ビッグセーブをビッグセーブに見せない安定感があり、チームを落ち着かせるセーブのできるJリーグでも唯一のGKと言っていいでしょう。それだけに昨年以上の働きを期待してもいいと思います。

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Jクラブにとってコンセプトの5文字はもしかしたらタブーワードなのかもしれない。クラブのコンセプトをひけらかすことは、すなわち“秘伝のレシピ”の流出を意味する。もちろん、これはコンセプトという壺にタレが脈々と継ぎ足されているクラブに限った話ではあるのだが……。
コンセプトを一般公開できないとなれば、こちら側が様々な手法を使って分析していくほかない。なぜ、コンセプトの解剖にこれほどまでに執着するのかと言えば、抽象的にJリーグを眺める時代は終わりにしたい、という願望からである。そう、本質の話をしよう、ということだ。
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【了】

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