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ベガルタ仙台が95分同点弾で川崎フロンターレ止める。鹿島は名古屋下して3連勝

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
川崎フロンターレ

 明治安田生命J1第20節の川崎フロンターレ対ベガルタ仙台戦、同第21節の名古屋グランパス対鹿島アントラーズ戦が12日に行われた。

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 今週水曜日はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場チームの試合が前倒しで開催。18時キックオフで行われたガンバ大阪対サンフレッチェ広島戦(1-2)に続いて、19時キックオフで2試合が行われている。

 開幕から15試合連続の無敗で首位を快走する川崎フロンターレは、仙台をホームに迎えた一戦も早々と先制。キックオフからわずか3分、左サイドを深くえぐった登里享平のクロスに小林悠がヘディングで合わせてネットを揺らした。

 だが早い時間に先制した川崎Fが後半に入っても追加点を奪えずにいると、74分には仙台に同点ゴールが生まれる。氣田亮真が相手守備陣に囲まれながらも単独突破でシュートにまで持ち込み、GK丹野研太の弾いたボールに中原彰吾がダイレクトで反応して左足で蹴り込んだ。

 追いつかれた川崎Fだが慌てず、83分には登里の縦パスを受けた三笘薫が今季6点目となる2試合連続ゴールを決めて勝ち越す。そのまま4連勝を飾るかに思われたが、土壇場の95分に仙台が再び同点。マルティノスがエリア手前正面からの低く強烈なミドルをゴール右に突き刺し、2-2のドローに持ち込んだ。

 名古屋は川崎Fとの2連戦に連敗を喫したが、前節セレッソ大阪戦に勝利を収めて勝ち点9差を維持。公式戦9試合連続無敗と調子を上げつつある鹿島をホームに迎えた。

 前半32分、鹿島の左CKから永木亮太の上げたクロスをGKランゲラックがまさかのファンブル。こぼしたボールが犬飼智也に当たってゴールに収まり鹿島の先制点となった。

 1点リードのまま終盤を迎えた鹿島は86分、相手エリア周辺での巧みなパスワークで崩し、最後は荒木遼太郎のパスに走り込んだ杉岡大暉のゴールで追加点。鹿島が2-0の勝利で3連勝を飾り、敗れた名古屋は川崎Fとの差が10ポイントに広がっている。

【了】

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