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谷口彰悟、約3年5ヶ月ぶりの日本代表復帰!川崎フロンターレでは不動のCB。最近の活躍ぶりは?

text by 編集部

谷口彰悟
【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)は20日、6月に行われるFIFAワールドカップカタール2022・アジア2次予選 兼 AFCアジアカップ中国2023予選とキリンチャレンジカップ2021に挑む日本代表メンバーを発表した。

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 日本代表は今月28日に開催されるミャンマー代表戦はオール海外組で臨む。それ以外の4試合に臨むメンバーには長友佑都や室屋成、原口元気や南野拓実などの海外組が名を連ねる中、佐々木翔や古橋亨梧などのJリーグ組も前回に引き続き選出された。また、2018年のロシアワールドカップに出場した昌子源が代表復帰。そして、谷口彰悟が約3年5ヶ月ぶりに代表復帰を果たした。

 谷口は2011年と2013年にユニバーシアード日本代表に選出。2011年大会のユニバーシアードで金メダル獲得に貢献した。谷口が初めてA代表に招集されたのはヴァイッド・ハリルホジッチ監督体制の2015年。谷口は同年5月12日と13日の候補メンバーに選出されると、同年6月11日のキリンチャレンジカップ2015のイラク戦、同16日のFIFAワールドカップロシア アジア2次予選 兼 AFCアジアカップUAE2019予選シンガポール代表戦のメンバーに名を連ねた。

 イラク戦で途中出場を果たした谷口はA代表デビュー。続くシンガポール戦は出番なしに終わった。そして同年8月のEAFF東アジアカップ2015(現在のE-1サッカー選手権)のメンバーにも招集され、初戦の北朝鮮戦にフル出場を果たした。そして、しばらく代表から遠ざかっていたが、2年後の2017年12月に行われたEAFF E-1サッカー選手権で代表復帰。またも北朝鮮戦でフル出場を果たしている。それ以来代表には呼ばれておらず、約3年5ヶ月ぶりの代表復帰、森保一監督体制では初招集となった。

 谷口は現在の川崎Fで欠かせない存在となっており、ジェジエウとともに不動のCBに君臨している。2017年はチームで唯一の全試合フル出場と鉄人っぷりを発揮し、川崎F史上初タイトルとなるJリーグ優勝に貢献。翌年もリーグ戦フル出場を果たし、Jリーグ2連覇に貢献した。その後もルヴァンカップや天皇杯のタイトルに貢献し、Jリーグを代表するCBにまで成長した。

 今季はここまでリーグ戦16試合に出場している谷口は現在無敗でJ1の首位を独走する川崎Fでは絶対的存在。フィジカルを活かした対人や空中戦の強さが武器のCBであるが、守備だけでなくビルドアップ時の中心にもなれる選手だ。Jリーグを代表するCBの一人として、A代表でもその実力を発揮してくれるはずだ。チャンスが回ってきた今回の代表戦でアピールすることができるだろうか。

【了】

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